専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

八村塁の“過小評価”をドンチッチが改めて強調「誰も彼について語らないが、本当に素晴らしい働きをしている」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.11.12

ドンチッチ(右)が八村(左)を称賛した。(C)Getty Images

ドンチッチ(右)が八村(左)を称賛した。(C)Getty Images

 現地時間11月10日(日本時間11日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは敵地スペクトラム・センターでシャーロット・ホーネッツと対戦。121-111で勝利し、今季成績をウエスタン・カンファレンス4位の8勝3敗(勝率72.7%)とした。

 この試合、レイカーズは中盤まで追う展開も、第2クォーター終了と同時に逆転に成功すると、第3クォーターは31-15と一気に突き放して快勝。ルカ・ドンチッチがゲームハイの38得点を叩き出したほか、4試合ぶりに戦列復帰したオースティン・リーブスが24得点、ディアンドレ・エイトンが14得点、マーカス・スマートが13得点に7スティールをマークした。

 そしてもう1人、勝利の原動力となったのが八村塁だ。前半は4得点と大人しかったが、後半はフィールドゴール7/7、3ポイント3/3とシュートをパーフェクトで沈め17得点と爆発。さらに守備でも奮闘し、試合を通じて35分36秒のプレータイムで21得点、3リバウンド、1アシスト、1スティールのパフォーマンスでチームを逆転勝利に導いた。

 最近は八村について「過小評価されている」と語ることも多いドンチッチは試合後、改めてその点を強調しつつ、背番号28の攻守にわたる活躍を称賛した。
 
「彼のプレーは勝利に大きく、本当に大きく貢献している。でもさっきも言ったように、アトランタ(ホークス)戦では、彼の評価は特に低すぎたと思う。誰も彼について語らないけど、勝利には彼の貢献が欠かせない。本当に素晴らしい働きを見せてくれているよ。毎試合そうやってプレーしてくれることが、試合に勝つ上で特に大きな助けになってくるんだ」

 大黒柱レブロン・ジェームズが坐骨神経痛により開幕から出遅れ、ドンチッチやリーブスも数試合欠場するなか、今季の八村はここまで1度も休むことなく全11試合に出場(すべて先発)。

 フィールドゴール成功率が5割以下に終わった試合は8日のホークス戦のみと抜群の安定感を誇っており、いずれもキャリアハイとなる平均34.7分のプレータイムで16.3点、フィールドゴール成功率58.6%、3ポイント成功率52.4%をマーク。故障者続出のチームにおいてフル稼働し、成績も軒並み自己ベストと最高のスタートを切っている。

 レイカーズの次戦は中1日空いて12日、ペイコム・センターでオクラホマシティ・サンダーとの対戦が組まれている。今季好調の八村は、昨季王者を相手にどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。“日本の至宝”の活躍から、今後も目が離せない。

構成●ダンクシュート編集部

【画像】名門レイカーズでレブロン、ドンチッチと共演!NBAのスーパースターたちと渡り合う八村塁を特集!
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    11月10日(月)発売

    定価:800円 (税込)
  • world_soccer_digest

    11月6日(木)発売

    定価:980円 (税込)
  • smash

    10月21日(火)発売

    定価:800円 (税込)
  • dunkshot

    10月16日(木)発売

    定価:1650円 (税込)
  • slugger

    9月24日(水)発売

    定価:1100円 (税込)