現地時間12月3日にロサンゼルス・クリッパーズがクリス・ポールとの契約を突如として解除したことは、リーグ全体に大きな衝撃を与えた。
キャリア21年目、40歳のポールは、今季終了後の現役引退を表明していた。そんな状況下での突然の解雇。このまま次の所属先が見つからなければ、誰も心の準備ができないまま、まったく予期しない形で現役ラストゲームを、そしてラストイヤーを終えてしまった形となる。それは、輝かしい実績を残してきた“ポイント・ゴッド”のキャリアの幕引きとしては、あまりにも寂しすぎるエンディングと言っていい。
では、ポールの新天地は見つかるのか。元オールスターガードも今季は16試合の出場で平均2.9点、3.3アシストと、スタッツは軒並みキャリア最低で衰えを隠せず、コート上での貢献は限られる。
それでも豊富な経験やリーダーシップは貴重だが、逆にそのキャプテンシーが強烈すぎるあまり、同僚や指揮官と反目する可能性も否めず、獲得には様々な意味でリスクが伴うだろう。
そんななか、ポール本人はいつでもプレーができるように、準備を怠っていないようだ。12月5日(日本時間6日)の『NBA on Prime』の番組内で、NBAインサイダーのクリス・ヘインズが、ポールのコメントを伝えている。
「とにかく準備は怠っていない。今はバスケットボールに打ち込んでいるよ。これから何が待っているかはわからない。あの出来事は今も心に傷を残しているし、まだすべてを受け止め切れていない。でも、準備はできているよ」
はたしてポールの“終のチーム”は見つかるのか。リーグ史に名を残す稀代の名司令塔がコート上で躍動する姿を、最後にもう一度見たいところだ。
構成●ダンクシュート編集部
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
キャリア21年目、40歳のポールは、今季終了後の現役引退を表明していた。そんな状況下での突然の解雇。このまま次の所属先が見つからなければ、誰も心の準備ができないまま、まったく予期しない形で現役ラストゲームを、そしてラストイヤーを終えてしまった形となる。それは、輝かしい実績を残してきた“ポイント・ゴッド”のキャリアの幕引きとしては、あまりにも寂しすぎるエンディングと言っていい。
では、ポールの新天地は見つかるのか。元オールスターガードも今季は16試合の出場で平均2.9点、3.3アシストと、スタッツは軒並みキャリア最低で衰えを隠せず、コート上での貢献は限られる。
それでも豊富な経験やリーダーシップは貴重だが、逆にそのキャプテンシーが強烈すぎるあまり、同僚や指揮官と反目する可能性も否めず、獲得には様々な意味でリスクが伴うだろう。
そんななか、ポール本人はいつでもプレーができるように、準備を怠っていないようだ。12月5日(日本時間6日)の『NBA on Prime』の番組内で、NBAインサイダーのクリス・ヘインズが、ポールのコメントを伝えている。
「とにかく準備は怠っていない。今はバスケットボールに打ち込んでいるよ。これから何が待っているかはわからない。あの出来事は今も心に傷を残しているし、まだすべてを受け止め切れていない。でも、準備はできているよ」
はたしてポールの“終のチーム”は見つかるのか。リーグ史に名を残す稀代の名司令塔がコート上で躍動する姿を、最後にもう一度見たいところだ。
構成●ダンクシュート編集部
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