アレン・アイバーソンは、1996年のドラフト全体1位でフィラデルフィア・セブンティシクサーズに入団すると、天性のボールハンドリング能力とスコアリング能力を武器に、1年目から主力を務め、新人王を獲得。その後もスコアラーとして活躍を続け、14年間のNBAキャリアで4度得点王に輝いたほか、レギュラーシーズンの平均26.7点は歴代9位、プレーオフの平均29.7点は同3位にランクしている。
“ジ・アンサー”はコート上だけでなく、タトゥーやHIPHOPファッションなど個性的なスタイルを取り入れ、若い世代からカリスマ的人気を誇った。NBAで優勝こそ果たせなかったが、2016年にはバスケットボール殿堂入りを果たし、21年にはNBA75周年記念チームに選出されるなど、リーグや次世代の選手たちに与えたインパクトは計り知れない。
183㎝・75kgと小柄ながら、相手が神様マイケル・ジョーダンであろうと、怪物シャキール・オニールであろうと、果敢に挑み続けたアイバーソン。数多くの選手が代名詞のクロスオーバーに翻弄されてきたが、同時代に活躍したジェイソン・ウィリアムズは、独自の方法で“アンクルブレイク”されることを避けたという。
98年のNBAドラフト1巡目7位でサクラメント・キングスに指名されたウィリアムズは、華麗なパスワークやトリッキーなドリブル、思い切りの良い3ポイントで瞬く間にファンの心を掴んだ。ただ、オフェンスでの華やかさとは対照的に、ディフェンスは決して得意ではなかった。
ウィリアムズは自身のポッドキャスト番組『Hoopin’ N Hollerin'』で、現役時代のアイバーソンとの対決を回想。同じガードのため、対戦時はマッチアップする機会が多かったというが、本人は「彼にやられたことはない」と豪語し次のように続けた。
「(アイバーソンを)守る時は、ただ下がって、ジャンプシュートを打ってくれるのを祈るだけ。もし顔の前に手を出してシュートを決められても、コーチは何も言えない。でも抜かれて、ビッグマンがヘルプに来る展開になったら、ファウルか、ダンクへのパスになる。そうなると、(仲間の)ビッグマンが私をジロッと見ることになるんだ」
実際、アイバーソンのキャリア通算成績を見ると、10フィートから16フィートのシュート成功率は37.0%、16フィートから3ポイントラインまでのエリアは成功率40.4%、3ポイント成功率は31.3%と、長距離シュートの精度は今ひとつだった。
共演者からアイバーソンの代名詞であるクロスオーバーの餌食になった経験があるかと問われたウィリアムズは、自信たっぷりに答えている。
「いや、私はそんなに近くにいなかった。ディフェンスでお金をもらってたわけじゃないからね」
アイバーソンがディフェンスを切り裂く姿は、1990年代後半~2000年代のNBAで良く見られた光景だった。毎晩のように30得点以上を叩き出す能力を持つ究極のスコアリングマシンを相手に、ウィリアムズの下がって守るという戦法は、感覚だけでなく数字の面から見ても理に適ったものだったと言えるかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
魔術師ウィリアムズがキャリア初期の移籍を回想「キングスは私をトレードして正解だった」<DUNKSHOOT>
魔術師ウィリアムズが現代のウォリアーズと黄金期レイカーズを比較「シャックにとってはタフな状況になるだろう」<DUNKSHOOT>
魔術師ウィリアムズが選んだ歴代最高のボールハンドラーは? 「アービング、次にカリーだ」<DUNKSHOOT>
“ジ・アンサー”はコート上だけでなく、タトゥーやHIPHOPファッションなど個性的なスタイルを取り入れ、若い世代からカリスマ的人気を誇った。NBAで優勝こそ果たせなかったが、2016年にはバスケットボール殿堂入りを果たし、21年にはNBA75周年記念チームに選出されるなど、リーグや次世代の選手たちに与えたインパクトは計り知れない。
183㎝・75kgと小柄ながら、相手が神様マイケル・ジョーダンであろうと、怪物シャキール・オニールであろうと、果敢に挑み続けたアイバーソン。数多くの選手が代名詞のクロスオーバーに翻弄されてきたが、同時代に活躍したジェイソン・ウィリアムズは、独自の方法で“アンクルブレイク”されることを避けたという。
98年のNBAドラフト1巡目7位でサクラメント・キングスに指名されたウィリアムズは、華麗なパスワークやトリッキーなドリブル、思い切りの良い3ポイントで瞬く間にファンの心を掴んだ。ただ、オフェンスでの華やかさとは対照的に、ディフェンスは決して得意ではなかった。
ウィリアムズは自身のポッドキャスト番組『Hoopin’ N Hollerin'』で、現役時代のアイバーソンとの対決を回想。同じガードのため、対戦時はマッチアップする機会が多かったというが、本人は「彼にやられたことはない」と豪語し次のように続けた。
「(アイバーソンを)守る時は、ただ下がって、ジャンプシュートを打ってくれるのを祈るだけ。もし顔の前に手を出してシュートを決められても、コーチは何も言えない。でも抜かれて、ビッグマンがヘルプに来る展開になったら、ファウルか、ダンクへのパスになる。そうなると、(仲間の)ビッグマンが私をジロッと見ることになるんだ」
実際、アイバーソンのキャリア通算成績を見ると、10フィートから16フィートのシュート成功率は37.0%、16フィートから3ポイントラインまでのエリアは成功率40.4%、3ポイント成功率は31.3%と、長距離シュートの精度は今ひとつだった。
共演者からアイバーソンの代名詞であるクロスオーバーの餌食になった経験があるかと問われたウィリアムズは、自信たっぷりに答えている。
「いや、私はそんなに近くにいなかった。ディフェンスでお金をもらってたわけじゃないからね」
アイバーソンがディフェンスを切り裂く姿は、1990年代後半~2000年代のNBAで良く見られた光景だった。毎晩のように30得点以上を叩き出す能力を持つ究極のスコアリングマシンを相手に、ウィリアムズの下がって守るという戦法は、感覚だけでなく数字の面から見ても理に適ったものだったと言えるかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
魔術師ウィリアムズがキャリア初期の移籍を回想「キングスは私をトレードして正解だった」<DUNKSHOOT>
魔術師ウィリアムズが現代のウォリアーズと黄金期レイカーズを比較「シャックにとってはタフな状況になるだろう」<DUNKSHOOT>
魔術師ウィリアムズが選んだ歴代最高のボールハンドラーは? 「アービング、次にカリーだ」<DUNKSHOOT>




