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「死に物狂いで練習してきた。偉大になりたかったんだ」“シカゴの英雄”ローズが激動のキャリアを回想<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2026.01.21

ブルズで史上5人目の永久欠番となるローズが、NBAキャリアを振り返った。(C)Getty Images

ブルズで史上5人目の永久欠番となるローズが、NBAキャリアを振り返った。(C)Getty Images

 イリノイ州シカゴ・イングルウッド出身のデリック・ローズは、2008年のドラフト全体1位で地元球団のシカゴ・ブルズに入団。1年目から主力として活躍し、新人王に輝くと、キャリア2年目にはオールスターに選出、3年目の2010-11シーズンには平均25.0点、7.7アシストをあげ、史上最年少(22歳191日)でMVPを受賞した。

 チームも同年にリーグ最高勝率(62勝20敗)を記録し、マイケル・ジョーダンを擁して6度頂点に立った1990年代以来の熱狂をシカゴにもたらした。

 しかし12年のプレーオフで左ヒザ前十字靭帯を断裂。シーズン全休を経て復帰した13年には右ヒザ半月板を断裂するなど、キャリア中盤以降はケガとの戦いを強いられた。16年にニューヨーク・ニックスへトレードされると、その後はミネソタ・ティンバーウルブズ、デトロイト・ピストンズなどでプレーし、24年9月に引退を発表した。

 引退後は地元シカゴで1日限定のフラワーショップ『Rose’s Flower Shop』をオープンしたり、アディダスのイベントに参加するなど精力的に活動している。

 そんななか、現地1月24日に古巣ブルズがローズの永久欠番セレモニーを開催。球団史上5人目の欠番者として、背番号1を本拠地ユナイテッド・センターに掲げる。

 現在37歳のローズは『ABC7』のインタビューで、NBAキャリアを振り返るとともに、永久欠番セレモニーへの思いを語った。
 
「本当に死に物狂いで練習してきた。もしみんなが、毎試合前に自分がどれだけ犠牲を払ってきたかを知っていたらと思うよ。俺はただ良くなりたかったんじゃない。偉大になりたかったんだ。現役を終えた時、完璧でいなければならないというプレッシャーから解放された気がした」

 ローズはNBAで何度も大きなケガに見舞われ、挫折も経験したが、信仰心がキャリアの最も苦しい時期を乗り越える助けになったという。

「俺の旅は、『信じる』段階から、『確信する』段階へと変わった。今は自分が何者かわかっている。俺の人生そのものが神の存在を示していると思う。若い頃、銃を持たずに(故郷の)イングルウッドを抜け出せたなんて、あり得ない話だ。でも俺はそれを成し遂げた」

 ユニフォームを脱ぐ決断をした時期については、「引退するその瞬間とは、3~4年ずっと闘ってきた。家族と築いてきた生活や時間の中で、自分の存在がどれだけ大きな役割を果たしているかを感じてね。それを手放してまで、もう一度コートに戻ることはできなかった」と明かした。
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