現地時間1月4日(日本時間5日、日付は以下同)、シカゴ・ブルズはホームのユナイテッド・センターで行なわれたニューヨーク・ニックス戦を“デリック・ローズ・ナイト”とし、昨年9月26日に現役引退を表明したスーパースターのキャリアを称えるセレモニーをハーフタイムに開催した。
2万2491人が詰めかけたユナイテッド・センターで、ブルズはローズへのトリビュートビデオを上映。シックな装いで会場入りしたローズは、集まった人々にスピーチでこう語りかけた。
「偉大な選手になるということは、嫌われることにもなる。そうしたなかで、嫌われようとどう思われようと、勇気を見せないといけない。僕はそんな自分の決断に自信を持っている。偉大な選手になりたかったから。
だからこそ、シカゴには感謝している。この僕を偉大な選手へと後押しし、多くの期待を寄せてくれたから。6年生(日本の小学6年生)、7年生、8年生、それに数々のケガやMVP、プレーオフ敗退と勝利を見届けてくれて本当にありがとう」
会場にはブルズ時代の恩師トム・シボドーHC(ヘッドコーチ/現ニックスHC)のほか、ブルズとニックスでチームメイトだった戦友ジョアキム・ノアも来場。相次ぐヒザの大ケガを負いながら、何度も立ち上がって復活を遂げてきた男へ「君はMVPであるだけじゃない。僕らにとってのチャンピオンなんだ」とノアが力強くスピーチすると、ローズの眼から涙が流れ、改めてシカゴが生んだヒーローを祝福する感動的なシーンとなった。
イリノイ州シカゴで生まれたローズは、2008年のドラフト全体1位でブルズから指名され、NBAキャリア最初の7シーズン(在籍は8シーズン)を同球団でプレー。新人王、オールスター選出に加え、キャリア3年目の2010-11シーズンにはNBA史上最年少(22歳)でMVPも受賞した。
そんなローズへ、この日ブルズからさらなる“プレゼント”が贈られた。ジェリー・ラインズドーフ・オーナーから直々に「(イベントがある)この週末も、君はファンのみんなを第一にしてくれた。ただ今のうちに言っておくと、来年に君の背番号が(ユナイテッド・センターの)天井へ掲げられる時は、ファンのみんな以上にあなたのためのものになるだろう」と伝えられたローズは、思わずソーシャルメディア用の画面から外れ、眼に涙を浮かべつつも笑顔でその喜びを噛みしめていた。
2万2491人が詰めかけたユナイテッド・センターで、ブルズはローズへのトリビュートビデオを上映。シックな装いで会場入りしたローズは、集まった人々にスピーチでこう語りかけた。
「偉大な選手になるということは、嫌われることにもなる。そうしたなかで、嫌われようとどう思われようと、勇気を見せないといけない。僕はそんな自分の決断に自信を持っている。偉大な選手になりたかったから。
だからこそ、シカゴには感謝している。この僕を偉大な選手へと後押しし、多くの期待を寄せてくれたから。6年生(日本の小学6年生)、7年生、8年生、それに数々のケガやMVP、プレーオフ敗退と勝利を見届けてくれて本当にありがとう」
会場にはブルズ時代の恩師トム・シボドーHC(ヘッドコーチ/現ニックスHC)のほか、ブルズとニックスでチームメイトだった戦友ジョアキム・ノアも来場。相次ぐヒザの大ケガを負いながら、何度も立ち上がって復活を遂げてきた男へ「君はMVPであるだけじゃない。僕らにとってのチャンピオンなんだ」とノアが力強くスピーチすると、ローズの眼から涙が流れ、改めてシカゴが生んだヒーローを祝福する感動的なシーンとなった。
イリノイ州シカゴで生まれたローズは、2008年のドラフト全体1位でブルズから指名され、NBAキャリア最初の7シーズン(在籍は8シーズン)を同球団でプレー。新人王、オールスター選出に加え、キャリア3年目の2010-11シーズンにはNBA史上最年少(22歳)でMVPも受賞した。
そんなローズへ、この日ブルズからさらなる“プレゼント”が贈られた。ジェリー・ラインズドーフ・オーナーから直々に「(イベントがある)この週末も、君はファンのみんなを第一にしてくれた。ただ今のうちに言っておくと、来年に君の背番号が(ユナイテッド・センターの)天井へ掲げられる時は、ファンのみんな以上にあなたのためのものになるだろう」と伝えられたローズは、思わずソーシャルメディア用の画面から外れ、眼に涙を浮かべつつも笑顔でその喜びを噛みしめていた。
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