近年のNBAオールスターは、はっきり面白くないと言って差し支えないだろう。
ケガを恐れてかほとんどの選手が手を抜き、ディフェンスの概念はなく、ただダンクと3ポイントを繰り返す退屈な展開。2024年大会の結果は211-186でイースタン・カンファレンスが勝利という、およそバスケの試合とは思えないスコアが、それを如実に示していると言えよう。
アダム・シルバー・コミッショナーを筆頭にリーグ関係者もこの現状を憂い、2018年からはドラフト制、昨年は4チームによるトーナメント方式、今年はアメリカ対世界選抜と、大会を盛り上げようとフォーマットを試行錯誤している。ただ、どれも効果的とは言えず、近年で真剣な雰囲気となったのは唯一、コビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)の追悼試合となった2020年大会くらいだった。
そんな“緩い空気”に一石を投じようとしているのが、サンアントニオ・スパーズのヴィクター・ウェンバンヤマだ。初出場となった昨年大会では、周りが手を抜くなかでカイリー・アービング(ダラス・マーベリックス)とともに全力プレーを披露。
今年はファン投票によりフランス人選手初の先発出場を飾ることになった22歳の俊英は、会見で「本当に誇りに思う」とコメント。さらに、他のスーパースターに対し、全力でプレーするようリクエストした。
「勝利以上に、勝ち方が重要だ。この日は自分の存在感を示せればと思う。ハードにプレーしたいね。そしてこのスポーツの偉大な選手たちにも、僕と同じくらい全力でプレーするよう促したい。どうなるか見てみよう。でも彼らが本気でやろうとしないなら、僕だけでやるしかないな(笑)」
そう話し、たとえ周りのやる気がなかったとしても、自分だけは全力でプレーすることを誓ったウェンバンヤマ。おそらく、誰もがオールスターのだらけ切った雰囲気に辟易としているだけに、この男が球宴の在り方を変え、2000年代以前のような活気ある大会を取り戻してくれることに、世界中のファンが期待しているに違いない。
構成●ダンクシュート編集部
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
ケガを恐れてかほとんどの選手が手を抜き、ディフェンスの概念はなく、ただダンクと3ポイントを繰り返す退屈な展開。2024年大会の結果は211-186でイースタン・カンファレンスが勝利という、およそバスケの試合とは思えないスコアが、それを如実に示していると言えよう。
アダム・シルバー・コミッショナーを筆頭にリーグ関係者もこの現状を憂い、2018年からはドラフト制、昨年は4チームによるトーナメント方式、今年はアメリカ対世界選抜と、大会を盛り上げようとフォーマットを試行錯誤している。ただ、どれも効果的とは言えず、近年で真剣な雰囲気となったのは唯一、コビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)の追悼試合となった2020年大会くらいだった。
そんな“緩い空気”に一石を投じようとしているのが、サンアントニオ・スパーズのヴィクター・ウェンバンヤマだ。初出場となった昨年大会では、周りが手を抜くなかでカイリー・アービング(ダラス・マーベリックス)とともに全力プレーを披露。
今年はファン投票によりフランス人選手初の先発出場を飾ることになった22歳の俊英は、会見で「本当に誇りに思う」とコメント。さらに、他のスーパースターに対し、全力でプレーするようリクエストした。
「勝利以上に、勝ち方が重要だ。この日は自分の存在感を示せればと思う。ハードにプレーしたいね。そしてこのスポーツの偉大な選手たちにも、僕と同じくらい全力でプレーするよう促したい。どうなるか見てみよう。でも彼らが本気でやろうとしないなら、僕だけでやるしかないな(笑)」
そう話し、たとえ周りのやる気がなかったとしても、自分だけは全力でプレーすることを誓ったウェンバンヤマ。おそらく、誰もがオールスターのだらけ切った雰囲気に辟易としているだけに、この男が球宴の在り方を変え、2000年代以前のような活気ある大会を取り戻してくれることに、世界中のファンが期待しているに違いない。
構成●ダンクシュート編集部
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