現地時間4月12日(日本時間13日)、ダラス・マーベリックスはホームのアメリカン・エアラインズ・センターでシカゴ・ブルズを149-128で下し、勝利で2025-26シーズンを締めくくった。
しかし、今季のマブズは26勝56敗(勝率31.7%)のウエスタン・カンファレンス12位と低迷し、2年連続プレーオフ進出を逃す結果となった。
在籍2年目のクレイ・トンプソンは、最終戦で4本の3ポイントを沈めて12得点に1アシスト、1スティールを記録。キャリア15年目(実働13年目)の今季は、3ポイント成功数202本でリーグ22位に入ったものの、平均11.7点、2.1リバウンド、1.4アシストはいずれも自己ワーストの数字に終わった。
トンプソンはシーズン終了会見でマブズの将来について聞かれ、苦笑いを浮かべ、こう語っていた。
「厳しい質問だ。どうなるかはわからない。契約下にいるから、わかることもあるけど、ダラスに来てから、状況は一変することを痛感した。今はただ、ここで最高の時間を過ごし、全力を尽くしたいと思っているよ」
NBA入りから13シーズン(実働11シーズン)をゴールデンステイト・ウォリアーズで過ごしたシャープシューターは、2024年のオフに6チームが絡んだ大型トレードでマブズへ移籍。
当時のマブズは直近の2023-24シーズンにウエストを制覇。NBAファイナルではボストン・セルティックスに1勝4敗で敗れたものの、ルカ・ドンチッチとカイリー・アービングのバックコートデュオを中心に、優勝まであと一歩のところまで勝ち進んだ。
トンプソンには、この2大エースの負担を軽減する役割が期待されていたが、チームは2025年2月にドンチッチをロサンゼルス・レイカーズに放出し、アンソニー・デイビス(現ワシントン・ウィザーズ)を獲得。だがデイビスはデビュー戦でケガを負い、その後アービングも左ヒザ前十字靭帯断裂で戦線離脱を余儀なくされた。
今季もチームは噛み合わず、ウエスト下位へ低迷。シーズン序盤にニコ・ハリソンGM(ゼネラルマネージャー)を解任し、2月にデイビスをトレードするなどロスターにメスを入れた。
現在のマブズのロスターには昨年のドラ1クーパー・フラッグのほか、ナジ・マーシャルやPJ・ワシントン、マックス・クリスティーといった選手がおり、来季は2年目のフラッグと、今季を全休したアービングを中心とした布陣で仕切り直しを図ることになる。
19歳のフラッグは将来リーグを背負うことが期待されるスーパースター候補だけに、チームの将来は明るいと見る声もある。
ただ、トンプソンはすでに36歳で、選手として残された時間は決して多くない。かつてウォリアーズで4度の優勝を経験した男は、NBAでプレーする苦労について次のように語った。
「NBA選手で一番難しいのはそこにある。記録を破ったり、チャンピオンリングを獲得したりすることで報酬を得ていると思われがちだけど、実際にはトレードされたり、家族と離れて遠征生活を送ること、ケガに苦しむこと、さらには一般のファンには見えない苦労や、困難に対して報酬が支払われているんだ」
トンプソンの契約は残り1年。ドンチッチ放出で優勝争いから脱落したマブズの現状を考えると、今夏にバイアウト、もしくはトレードで他球団に移籍する可能性も十分に考えられる。
文●秋山裕之(フリーライター)
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トンプソンはシーズン終了会見でマブズの将来について聞かれ、苦笑いを浮かべ、こう語っていた。
「厳しい質問だ。どうなるかはわからない。契約下にいるから、わかることもあるけど、ダラスに来てから、状況は一変することを痛感した。今はただ、ここで最高の時間を過ごし、全力を尽くしたいと思っているよ」
NBA入りから13シーズン(実働11シーズン)をゴールデンステイト・ウォリアーズで過ごしたシャープシューターは、2024年のオフに6チームが絡んだ大型トレードでマブズへ移籍。
当時のマブズは直近の2023-24シーズンにウエストを制覇。NBAファイナルではボストン・セルティックスに1勝4敗で敗れたものの、ルカ・ドンチッチとカイリー・アービングのバックコートデュオを中心に、優勝まであと一歩のところまで勝ち進んだ。
トンプソンには、この2大エースの負担を軽減する役割が期待されていたが、チームは2025年2月にドンチッチをロサンゼルス・レイカーズに放出し、アンソニー・デイビス(現ワシントン・ウィザーズ)を獲得。だがデイビスはデビュー戦でケガを負い、その後アービングも左ヒザ前十字靭帯断裂で戦線離脱を余儀なくされた。
今季もチームは噛み合わず、ウエスト下位へ低迷。シーズン序盤にニコ・ハリソンGM(ゼネラルマネージャー)を解任し、2月にデイビスをトレードするなどロスターにメスを入れた。
現在のマブズのロスターには昨年のドラ1クーパー・フラッグのほか、ナジ・マーシャルやPJ・ワシントン、マックス・クリスティーといった選手がおり、来季は2年目のフラッグと、今季を全休したアービングを中心とした布陣で仕切り直しを図ることになる。
19歳のフラッグは将来リーグを背負うことが期待されるスーパースター候補だけに、チームの将来は明るいと見る声もある。
ただ、トンプソンはすでに36歳で、選手として残された時間は決して多くない。かつてウォリアーズで4度の優勝を経験した男は、NBAでプレーする苦労について次のように語った。
「NBA選手で一番難しいのはそこにある。記録を破ったり、チャンピオンリングを獲得したりすることで報酬を得ていると思われがちだけど、実際にはトレードされたり、家族と離れて遠征生活を送ること、ケガに苦しむこと、さらには一般のファンには見えない苦労や、困難に対して報酬が支払われているんだ」
トンプソンの契約は残り1年。ドンチッチ放出で優勝争いから脱落したマブズの現状を考えると、今夏にバイアウト、もしくはトレードで他球団に移籍する可能性も十分に考えられる。
文●秋山裕之(フリーライター)
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