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NBA

低迷球団から2度のトレードを経て、プレーオフで殊勲の働き。ホークスのマッカラムが見出した「トンネルの先の光」<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2026.04.23

マッカラムのプレーオフでは4年ぶりとなる30得点超えの活躍で、ホークスが逆転勝利を収めた。(C)Getty Images

マッカラムのプレーオフでは4年ぶりとなる30得点超えの活躍で、ホークスが逆転勝利を収めた。(C)Getty Images

 プレーオフで活躍し、自分のチームを勝利に導くというのは、NBAプレーヤー誰しもが夢に描く場面だろう。

 現地時間4月20日に行なわれたニューヨーク・ニックス対アトランタ・ホークスの第2戦でその喜びを味わったのは、ホークスのベテランガード、CJ・マッカラムだった。

 ゲームハイの32得点に6アシスト、3リバウンド、2スティール、1ブロックと、攻守にわたる奮戦ぶりは数字にも表れているが、それだけではない。決め手は最終クォーター残り2分半、99-100と1点を追う場面からマッカラムは3連続フィールドゴールで一挙6点を稼ぎ出し、ホークスを逆転に導いた。

 ニックスもジェイレン・ブランソンが意地の3ポイント2本をねじ込み粘ったが、ジェイレン・ジョンソンが追加した2点も効いて、ホークスが1点のリードを死守。107-106で逃げ切った。

 79-91と12点差で第4クォーターに突入したニックスは、そのアドバンテージを守り切れずに貴重なホームゲームを落としてしまったわけだが、2桁リードで最終クォーターに入って敗れたのは、球団のプレーオフ史で2度目という屈辱的な敗戦。最後のポゼッションでミケル・ブリッジズのジャンプショットが決まっていれば劇的な再逆転勝利となったが、ブザーぎりぎりに放たれたボールはリムに弾かれた。
 
 キャリア13年目のマッカラムは、今年の1月、トレイ・ヤングとのトレードでコーリー・キスパートとともにホークスに加入した。

 昨年夏にニューオリンズ・ペリカンズからワシントン・ウィザーズへトレードされたばかりで、わずか半年後に、また別の球団へとチーム替えを経験したベテランにとって、大舞台でこのような活躍をすることは、思い描いていた理想の姿だったという。

「まさにこういう形を思い描いていた。役割としても、いいチームで勝利に貢献できる存在になる、ということもね。プレーオフ進出の助けになるというのは、(ホークスに入団するにあたって)エージェントや家族とも話していたことだった。もうあちこち移動し続けるのは避けたい、自分たちが“ホーム”だと思える場所を見つけたいってね」

 34歳のガードはさらに続ける。

「長い夏の間に2度の引っ越しを経験して、NBA生活がもたらす過酷な日々をただただ耐え抜いてきた末に、プレーオフで戦えるようになったこと――それはまさに、トンネルの先に見えた光だったんだ」
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