NBA

「ジョーダンとの対戦は、誰もが負けを覚悟して臨んだ」名将カーHCが“GOAT論”を語る「レブロンは人類史上最高のアスリート」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2026.04.29

カーHCがGOAT論について語った。(C)Getty Images

 マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)とレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)は、"NBA史上最高の選手(GOAT)"の代表格として議論される存在だ。

 どちらが上か――。それは答えなき永遠のテーマだが、両者を知るゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が持論を展開している。

"バスケットボールの神様"と言われるジョーダンは、1984年のドラフト全体3位でブルズに入団すると、類い稀な身体能力を活かしたプレーで観客を魅了。1991~93年、1996~98年と1990年代にブルズを6度の優勝に導き、そのすべてでファイナルMVPを受賞した。ほかにも、史上最多となる得点王10回、歴代1位のキャリア平均30.1点など、功績は挙げればキリがない。

 一方のレブロンは、2003年に地元球団のクリーブランド・キャバリアーズでデビュー。ルーキーイヤーからオールラウンドな活躍を見せ、41歳となった現在も依然として第一線でプレーを続けている。優勝回数は4回とジョーダンを下回るが、通算得点と通算出場試合数は歴代トップ、シーズン&ファイナルMVP各4回、史上最多の22回のオールNBAチーム選出など、負けじと輝かしい実績を誇る。
 
 これまで多くの識者やレジェンドがGOAT論について議論してきたが、そのなかでかつてジョーダンと同僚としてプレーし、敵将としてレブロンとも対峙した名将のカーHCも、永遠のテーマのひとつである"ジョーダンvsレブロン"に切り込んだ。

 カーHCは『THE NEW YORKER』のインタビューで、レブロンがなぜ偉大なのか語っている。

「レブロンの素晴らしさは、マイケル(ジョーダン)のようなスキルセットにあるのではない。彼のスピード、運動能力、パス能力を駆使した総合的なプレーにある。レブロンにとって得点は二の次だと感じてきたが、彼はNBA史上最高のスコアラーだ」

 カーHCは、レブロンが史上初の通算4万点を超えているだけでなく、23シーズン連続で平均20点以上を記録している点を"史上最高のスコアラー"の理由のひとつに挙げ、「彼の長寿ぶりはまさに機械だ。地球上で、そして人類の歴史上、文字通り最高のアスリートだと思う」と続けた。
 
NEXT
PAGE
「マイケルとの対戦では、誰もが負けを覚悟して臨んだ」とカーHC