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NBA

「つらい。本当につらい」ファイナルでの苦い敗北を糧に、さらなる成長を誓うウェンバンヤマ「この負けは僕の人生で最大の教訓」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2026.06.15

ウェンバンヤマが来季の逆襲を誓った。(C)Getty Images

ウェンバンヤマが来季の逆襲を誓った。(C)Getty Images

 現地時間6月13日(日本時間14日)、サンアントニオ・スパーズはホームのフロストバンク・センターでニューヨーク・ニックスとのNBAファイナル第5戦へ臨んだ。

 後のないスパーズは地元ファンの大歓声を受け、第1クォーターで2桁点差をつける好発進を見せたが、最終スコア90-94の4点差で落とし、1勝4敗でシリーズ敗退が決まった。

 このシリーズ、スパーズは5試合すべてで第1クォーターに2桁リードを奪った。ただ、初戦を10点差で落とすと、第2戦と第4戦は1点差の惜敗。唯一勝利した第3戦も4点差という僅差だった。

 ニックスの4勝1敗で幕を下ろしたスパーズとの頂上決戦は、一度も延長にもつれることなく終了。しかも、『Elias Sports Bureau』によると、ニックスがシリーズ5試合を通じてリードできたのは全体のわずか23.6%で、残りは同点またはスパーズが上回っていたことになる。

 とはいえ、バスケットボールに引き分けはなく、どれだけ試合がもつれようと、最後は勝者と敗者が生まれる。2014年以来初のファイナルの大舞台へ戻ってきたスパーズだったが、フランチャイズ史上6度目のリーグ制覇は来年以降にお預けとなった。
 
 キャリア3年目を終えたヴィクター・ウェンバンヤマはこう語る。

「ミスが許される余地はものすごく小さい。圧倒的な強さを発揮していた時間帯だってあった。それに僕らはシリーズの大半で完全に支配していた。だけど、ミスやエラーがあまりにも大きく響いてしまった。こうした浮き沈みは許されることじゃない」

 第5戦で、ウェンバンヤマは19得点、14リバウンド、5ブロックを記録。シリーズ平均でも26.0点、11.2リバウンド、2.6アシスト、3.6ブロックと、初のファイナルで上々のプレーを見せた。

 しかし、ニックスのビッグマン陣(カール・アンソニー・タウンズとミッチェル・ロビンソン)の前に思うように活躍できない時間帯もあり、フィールドゴール成功率は42.3%、3ポイント成功率27.3%と個人として“支配的”だったかは疑問が残る。
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