今季のサンアントニオ・スパーズは22歳のヴィクター・ウェンバンヤマを中心に、レギュラーシーズンをウエスタン・カンファレンス2位の62勝20敗で終え、7年ぶりにプレーオフ進出を果たした。
ポストシーズンに入ってもチームは好調を維持。1回戦でポートランド・トレイルブレイザーズを4勝1敗、カンファレンス準決勝でミネソタ・ティンバーウルブズを4勝2敗、カンファレンス決勝では前年王者のオクラホマシティ・サンダーを4勝3敗で下し、ファイナルまで駒を進めた。
しかし、ニューヨーク・ニックスとのファイナルは地元で連敗スタート。第3戦で一矢報いるも、第4戦では最大29点リードを守り切れず逆転負け。後のない第5戦でも第4クォーターに逆転を許し、シリーズ1勝4敗で敗れ、チャンピオンシップ獲得はならなかった。
シリーズ終了後、敗因に経験不足を挙げる声が多いなか、レジェンドのレジー・ミラーは『Dan Patrick Show』で、昨季まで在籍していたクリス・ポールが、若手の多いスパーズにとって大きな意味を持っていたと持論を展開した。
「彼(ポール)はすでにスパーズでプレーしていた。私は、彼をベンチの“保険”として残しておくべきだったと思う。ファイナルのような場面では、彼のような存在が必要になる局面があった」
ポールは2024-25シーズンにスパーズに在籍。全82試合で先発を務め、平均8.8点、7.4アシスト、1.26スティールを残すとともに、リーダーとしても若い選手たちの良き見本となったが、シーズン終了後にフリーエージェントとなり、古巣のロサンゼルス・クリッパーズと契約した。
ところが、開幕から調子が上がらず12月に構想外になると、2月にトロント・ラプターズにトレードされた直後に現役引退を発表した。
ミラーはポールの経験や知識、そしてプレッシャーがかかる場面での判断力がファイナルの舞台でスパーズを助けた可能性があると見ている。
「私はビズマック・ビオンボやケリー・オリニクのようなベテランも好きだし、良い選手だと思う。でもクリス・ポールのようなポイントガードがベンチにいれば、ディアロン・フォックスやステフォン・キャッスルを助けることができたはずだ」
また、ミラーはファイナルで平均18.0点、6.4リバウンド、3.0アシストをマークしたルーキーのディラン・ハーパーについて「ウェンビーに注目が集まっていたが、このシリーズで最も安定していた」と評価した一方で、次のように付け加えた。
「それでも、結局のところクリス・ポールがいれば違ったと思う」
スポーツにタラレバは付き物だが、結果的に今年のファイナルは5試合中4試合が5点差以内の決着と実力は拮抗していた。試合終盤にミスが目立ったスパーズに百戦錬磨の“ポイント・ゴッド”がいれば、シリーズの結果は違うものになっていたかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
「全く心配していない」ポールが“後輩”ウェンバンヤマの長期キャリアに期待「彼の準備の仕方や練習への取り組みから感じる」<DUNKSHOOT>
「球団史上最高の選手2人を裏切るなんて…」功労者ポールを冷遇したクリッパーズをバーンズが糾弾「本当に腹が立った」<DUNKSHOOT>
「喜びと感謝の気持ちでいっぱい」クリス・ポールが現役引退を発表「バスケットは自分のDNAに永遠に刻まれる」<DUNKSHOOT>
ポストシーズンに入ってもチームは好調を維持。1回戦でポートランド・トレイルブレイザーズを4勝1敗、カンファレンス準決勝でミネソタ・ティンバーウルブズを4勝2敗、カンファレンス決勝では前年王者のオクラホマシティ・サンダーを4勝3敗で下し、ファイナルまで駒を進めた。
しかし、ニューヨーク・ニックスとのファイナルは地元で連敗スタート。第3戦で一矢報いるも、第4戦では最大29点リードを守り切れず逆転負け。後のない第5戦でも第4クォーターに逆転を許し、シリーズ1勝4敗で敗れ、チャンピオンシップ獲得はならなかった。
シリーズ終了後、敗因に経験不足を挙げる声が多いなか、レジェンドのレジー・ミラーは『Dan Patrick Show』で、昨季まで在籍していたクリス・ポールが、若手の多いスパーズにとって大きな意味を持っていたと持論を展開した。
「彼(ポール)はすでにスパーズでプレーしていた。私は、彼をベンチの“保険”として残しておくべきだったと思う。ファイナルのような場面では、彼のような存在が必要になる局面があった」
ポールは2024-25シーズンにスパーズに在籍。全82試合で先発を務め、平均8.8点、7.4アシスト、1.26スティールを残すとともに、リーダーとしても若い選手たちの良き見本となったが、シーズン終了後にフリーエージェントとなり、古巣のロサンゼルス・クリッパーズと契約した。
ところが、開幕から調子が上がらず12月に構想外になると、2月にトロント・ラプターズにトレードされた直後に現役引退を発表した。
ミラーはポールの経験や知識、そしてプレッシャーがかかる場面での判断力がファイナルの舞台でスパーズを助けた可能性があると見ている。
「私はビズマック・ビオンボやケリー・オリニクのようなベテランも好きだし、良い選手だと思う。でもクリス・ポールのようなポイントガードがベンチにいれば、ディアロン・フォックスやステフォン・キャッスルを助けることができたはずだ」
また、ミラーはファイナルで平均18.0点、6.4リバウンド、3.0アシストをマークしたルーキーのディラン・ハーパーについて「ウェンビーに注目が集まっていたが、このシリーズで最も安定していた」と評価した一方で、次のように付け加えた。
「それでも、結局のところクリス・ポールがいれば違ったと思う」
スポーツにタラレバは付き物だが、結果的に今年のファイナルは5試合中4試合が5点差以内の決着と実力は拮抗していた。試合終盤にミスが目立ったスパーズに百戦錬磨の“ポイント・ゴッド”がいれば、シリーズの結果は違うものになっていたかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
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