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NBA選手の父の下、エリート街道を走ってきたキャメロン・ブーザーの自信「何年か経てば、『彼こそが1位指名されるべきだった』と…」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2026.06.25

ドラフト全体3位でグリズリーズから指名されたブーザー。元米国代表&NBAオールスターの父を持つエリートだ。(C)Getty Images

ドラフト全体3位でグリズリーズから指名されたブーザー。元米国代表&NBAオールスターの父を持つエリートだ。(C)Getty Images

 現地時間6月23日(日本時間24日)にバークレイズ・センターで行なわれた「NBAドラフト2026」は、下馬評通り全体1位でワシントン・ウィザーズがブリガムヤング大1年のAJ・ディバンツァ、2位でユタ・ジャズがカンザス大1年のダリン・ピーターソンを指名した。

 そして全体3位でメンフィス・グリズリーズが指名したのが、デューク大1年のキャメロン・ブーザーだ。7月に19歳となるキャメロン(203cm・115kg)は、NBAで13シーズンをプレーし、ユタ・ジャズ時代にオールスターへ2度選ばれた父カルロス(206cm・117kg)と同等の立派な体躯を誇る有望株だ。

 マイアミのクリストファー・コロンバス高校を114勝14敗の好成績へ導き、同州選手権で4度の優勝を飾るなど、早くから頭角を現わしたブーザー。2024年のU17ワールドカップでは優勝&大会MVPを受賞と、エリート街道を走ってきた。

 名門デューク大でも平均22.5点、10.2リバウンド、4.1アシスト、1.39スティールにフィールドゴール成功率55.6%、3ポイント成功率39.1%(平均1.4本成功)を残し、主要個人賞も総なめにしたように、今年のドラフトにおけるトップクラスのタレントなのは間違いない。

 ただ、ドラフト前の予想サイトなどで、ブーザーの名前がトップに挙がることはなく、スポットライトが当たっていたのはディバンツァとピーターソンだった。
 
 このことについてブーザーは、ドラフト前に出演した『ESPN』の番組『NBA Today Draft Special』で、自信満々かつ冷静な振る舞いでこう口にしていた。

「もちろん、自分こそが全体1位指名にふさわしいと思っている。別に(ディバンツァとピーターソンが自身より先に指名されるだろうという)周囲の意見が理解できないわけじゃない。あの2人は素晴らしい選手で、誰もがそれを認めているからね。

 だけど、自分がその議論の対象に入っていないことについては納得できないね。何年か経てば、いろんな人たちが『彼こそが全体1位指名されるべきだった』と言うことになるさ」

 NBA入りの扉を開いたことに満足せず、さらなる高みを見据えるブーザー。今年のトップ3指名選手はいずれも所属チームでスターター起用が予想されていて、1年目から主力の一角を務めることが期待されている。

 スター選手の下に生まれたブーザーは、6年生(日本の小学6年生)の時点でNBA選手になることを決意し、バスケットボールで常に勝利を掴んできた。

 昨季はウエスタン・カンファレンス13位の25勝57敗と低迷したチームにあって、ファンからの期待も大きいが、「すごく楽しみ。僕は正しいスタイルでプレーすることを心がけていて、それをメンフィスでも発揮したいと思っている」と意欲的だ。

 父からは「毎日が成長し、その日に全力で挑むためのチャンスだ。今日という日を最大限に活かすこと」と助言されてきただけに、7月のサマーリーグや9月末に始まるトレーニングキャンプへ向けて、万全の準備をしていくに違いない。

文●秋山裕之(フリーライター)

【NBAドラフト】全体1位指名はAJ・ディバンツァ!大学最高のスコアラーはウィザーズの再建に意欲「大きな成果を上げられると思う」<DUNKSHOOT>
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