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NBA

「ブラウンをトレードに出すしかなくなる」ヤニス獲得に失敗したセルティックスが払う“代償”をアリナスが指摘「彼は忠誠を誓っていた」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2026.06.29

ヤニス(右)のトレード騒動に巻き込まれたブラウン(左)を、アリナスは慮った。(C)Getty Images

ヤニス(右)のトレード騒動に巻き込まれたブラウン(左)を、アリナスは慮った。(C)Getty Images

 ボストン・セルティックスは、マイアミ・ヒートへのトレードが内定したヤニス・アデトクンボ(現ミルウォーキー・バックス)の獲得を狙っていたとされる。チームの第2オプションであるジェイレン・ブラウンは今回の交渉材料として含まれていたと言われており、その影響をギルバート・アリナス(元ワシントン・ウィザーズほか)は指摘している。

 昨季のセルティックスは56勝26敗(勝率68.3%)でイースタン・カンファレンスの第2シードを獲得したが、右足アキレス腱断裂を負っていたエースのジェイソン・テイタムが実戦復帰したのは今年3月7日(日本時間8日)。シーズンの実質的な柱は、テイタムとともに2枚看板を担ってきたブラウンだった。

 昨季は71試合に出場して自己ベストの平均28.7点、6.9リバウンド、5.1アシストをマーク。4年連続のオールスター出場、自身2度目のオールNBA2ndチーム選出を果たした。

 しかし、チームをプレーオフへと導いた功労者を、チームはヤニスとのトレード交渉に含めることを決定。結果的にヤニスを逃した上、ブラウンに“心の傷”を残すことになった。
 
 アリナスは自身のポッドキャスト番組『Gil's Arena』で、セルティックスはブラウンのトレード失敗の余波に対処しなければならないと語った。

「ボストンにとっては悲しい日だね。だからこそ、ニコ(ハリソン/ダラス・マーベリックスGM)は称賛されるべきなんだ。トレードの噂を世間に流しておきながら、結局それを成立させられなかったら、チームは『自分を何が何でも放出しようとした』と知っている選手と向き合わなきゃいけなくなるからね。だから、ボストンはブラウンをトレードに出すしかなくなる」

“ビジネスの世界”でもあるNBAでは、生え抜き選手がトレードに出されることも例外ではないが、アリナスは「ブラウンは忠誠を誓っていた側なんだ」とその胸中を慮る。

「ブラウンは『俺はここにいたい』『俺はボストン・セルティックスの一員だ』と思っていたのに、チームは彼をトレードしようとしたんだ。だからこれから先、もし以前は関係がギクシャクしていなかったとしても、これが決定打になるだろう。ロッカールームの平穏を守るためには、彼をトレードせざるを得なくなる。許すことなんてできないし、選手はそんなに簡単に許したりはしないからね」
 
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