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NBA

「もう終わったこと」王者ニックスのブランソンが明かした連覇への覚悟「昨季以上にタフなマインドセットで」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2026.09.03

優勝に驕ることなく、ブランソンは「昨季以上にタフなマインドセットで」と連覇への決意を示した。(C)Getty Images

優勝に驕ることなく、ブランソンは「昨季以上にタフなマインドセットで」と連覇への決意を示した。(C)Getty Images

 昨季ニューヨーク・ニックスを1973年以来53年ぶりの優勝へ導いたジェイレン・ブランソン。188cmの司令塔はサンアントニオ・スパーズと対戦したNBAファイナルで、平均32.6点、4.2リバウンド、4.6アシスト、2.0スティールをあげ、MVPに選出された。

 ニューヨークを熱狂させた優勝から約3か月後の現地時間9月1日(日本時間2日)、ポッドキャスト番組『Road Trippin' Show』の最新エピソードにブランソンが出演。

 8月31日に30歳を迎えたばかりのブランソンは昨季について、こう振り返った。

「みんなが俺たちのことを称賛してくれる。ニューヨークで優勝したことで、街の人たちは鼻高々になって、最高だと言ってくれている。でも、シーズン中盤に最悪の評価をしていた人たちだって同じように言っているんだ。(昨年12月末から)2勝9敗だったこともある。まさにジェットコースターのようなシーズンだったんだ」

 今季のニックスは、NBAの29チームから“追われる立場”になるが、本人は昨季以上にタフなマインドセットで新シーズンに臨むという。
 
「新シーズンを迎えるにあたって重要なのは、『オーケー、あれ(昨季の優勝)はもう終わったことだ』と割り切ること。優勝トロフィーについて語ったり、話題にしたり、あるいはその姿を目にしたりすることさえしたくない。昨シーズンと同じ、いやそれ以上にタフなマインドセットで臨みたいね」

 ニックスは先発陣のブランソン、カール・アンソニー・タウンズ、OG・アヌノビー、ミケル・ブリッジズ、ジョシュ・ハートが健在。リザーブ陣ではミッチェル・ロビンソンがボストン・セルティックスへ移籍したが、元オールスタービッグマンのアンドレ・ドラモンドを補強し、ランドリー・シャメットやホセ・アルバラード、ジョーダン・クラークソンを引き留めることに成功した。

 NBAのレギュラーシーズンは約6か月、プレーオフまで含めれば約8か月の長丁場。そのなかでチームが不調に陥ることはあっても、昨季得た経験が、今季の戦いにおいて大きな支えとなることは間違いない。

 その象徴とも言えるブランソンは、どんなにタフな状況へ追い込まれようと、必ず解決方法を見つけ出すはずだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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