ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、10月に開幕する新シーズンでNBA18年目を迎える。現在38歳。キャリア晩年ながらまだ一線級の力を保つ一方で、かつてのチームメイトは負担が大きすぎるのではと危惧している。
カリーはNBA入りした2009年からチームの中核を担い、キャリア17年で歴代19位の通算2万6528点、歴代最多の通算3ポイント成功数4248本(成功率42.2%)をマーク。ほかにもリーグ優勝4回、シーズンMVP2回、ファイナルMVP1回、得点王2回、NBA75周年記念チーム選出など数々の功績を残し、将来の殿堂入りが確実視されている。
しかし、ともに主軸を担ったクレイ・トンプソン(現マイアミ・ヒート)が2024年にチームを去り、ビッグ3の一角であるドレイモンド・グリーンも36歳。何より、カリー自身も来年3月には39歳となる。
今夏にはヤニス・アデトクンボ(現ヒート)やレブロン・ジェームズ(現フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)、アンソニー・デイビス(現ワシントン・ウィザーズ)らビッグネームの獲得が取り沙汰されたがいずれも実現せず、目立った新戦力はドラフト1巡目11位で指名したヤクセル・レンデボーグのみにとどまっている。
そんななか、カリーの元チームメイトでもあるマット・バーンズとスティーブン・ジャクソンが、自身のポッドキャスト番組『All the Smoke』で、古巣ウォリアーズについて語った。
「(ゼネラルマネージャーの)マイク・ダンリービーが『もしステフがトレードを志願したら、それに応じる』と言ったのは本当かい?」とバーンズが質問すると、ジャクソンは「本当だ」と回答。これを受け、バーンズはウォリアーズの抱える問題を指摘した。
「ステフは38歳だ。ドレイモンドは36歳。しかし何の補強もしていない。おそらくレブロンがどう動くかを待っていたチームのひとつだったんだろう。一時はAD(デイビス)とレブロンがウォリアーズに行くかもしれないなんて話も聞こえてきたし、あらゆる噂があった。ただ結局、ロスターをアップグレードできていない。
ミシガン大出身の若手(レンデボーグ)は自信に満ちていてサマーリーグでも良いプレーをしていたが、チームを強くするための大きな動きはない。38歳になるステフの偉大さを、あとどれくらい見られるだろうか。ダンリービーは今、かなり厳しい立場に立たされていると思う」
現役最終シーズンの2017年にウォリアーズで優勝を経験しているバーンズは、現在のロスターを見て「優勝はできない」と断言する。
「今(のNBA)は若手のリーグだ。ステフの偉大さは健在だし、ドレイモンドもいるが、今もステフに多くを求めすぎている。負担が大きすぎるんだ。彼のプレッシャーを分散させる誰かが必要だ」
今後、勝利を熱望するカリーが移籍を望む可能性もゼロではないが、バーンズはカリーがウォリアーズ一筋でキャリアを終えると予想する。
「ステフはコビー(ブライアント/元ロサンゼルス・レイカーズ)と同じ道を辿るような気がするんだ。コビーがそうしたように、沈むまで船(チーム)に乗り続ける。それが彼なりの美学だし、リスペクトされるべきことだ」
コビーはレイカーズ一筋で20年間プレーし、球団とリーグ双方のレジェンドとなったが、来たる2026-27シーズンで現行契約が切れるカリーには、どのような未来が待ち受けているだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
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しかし、ともに主軸を担ったクレイ・トンプソン(現マイアミ・ヒート)が2024年にチームを去り、ビッグ3の一角であるドレイモンド・グリーンも36歳。何より、カリー自身も来年3月には39歳となる。
今夏にはヤニス・アデトクンボ(現ヒート)やレブロン・ジェームズ(現フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)、アンソニー・デイビス(現ワシントン・ウィザーズ)らビッグネームの獲得が取り沙汰されたがいずれも実現せず、目立った新戦力はドラフト1巡目11位で指名したヤクセル・レンデボーグのみにとどまっている。
そんななか、カリーの元チームメイトでもあるマット・バーンズとスティーブン・ジャクソンが、自身のポッドキャスト番組『All the Smoke』で、古巣ウォリアーズについて語った。
「(ゼネラルマネージャーの)マイク・ダンリービーが『もしステフがトレードを志願したら、それに応じる』と言ったのは本当かい?」とバーンズが質問すると、ジャクソンは「本当だ」と回答。これを受け、バーンズはウォリアーズの抱える問題を指摘した。
「ステフは38歳だ。ドレイモンドは36歳。しかし何の補強もしていない。おそらくレブロンがどう動くかを待っていたチームのひとつだったんだろう。一時はAD(デイビス)とレブロンがウォリアーズに行くかもしれないなんて話も聞こえてきたし、あらゆる噂があった。ただ結局、ロスターをアップグレードできていない。
ミシガン大出身の若手(レンデボーグ)は自信に満ちていてサマーリーグでも良いプレーをしていたが、チームを強くするための大きな動きはない。38歳になるステフの偉大さを、あとどれくらい見られるだろうか。ダンリービーは今、かなり厳しい立場に立たされていると思う」
現役最終シーズンの2017年にウォリアーズで優勝を経験しているバーンズは、現在のロスターを見て「優勝はできない」と断言する。
「今(のNBA)は若手のリーグだ。ステフの偉大さは健在だし、ドレイモンドもいるが、今もステフに多くを求めすぎている。負担が大きすぎるんだ。彼のプレッシャーを分散させる誰かが必要だ」
今後、勝利を熱望するカリーが移籍を望む可能性もゼロではないが、バーンズはカリーがウォリアーズ一筋でキャリアを終えると予想する。
「ステフはコビー(ブライアント/元ロサンゼルス・レイカーズ)と同じ道を辿るような気がするんだ。コビーがそうしたように、沈むまで船(チーム)に乗り続ける。それが彼なりの美学だし、リスペクトされるべきことだ」
コビーはレイカーズ一筋で20年間プレーし、球団とリーグ双方のレジェンドとなったが、来たる2026-27シーズンで現行契約が切れるカリーには、どのような未来が待ち受けているだろうか。
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