現地時間9月6日(日本時間7日)、NBAレジェンドの“ドクターJ”ことジュリアス・アービング(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)が、“Scoop B”ことブランドン・ロビンソンのインタビューに応じた。
アービングは1970年代にNBAのライバルリーグだったABAで5シーズンプレーし、1976-77シーズンにシクサーズへ入団。1987年までの11シーズンでオールNBAチームへ7度選ばれ、1980-81シーズンには平均24.6点、8.0リバウンド、4.4アシスト、2.11スティール、1.79ブロックの活躍でMVPに選ばれた。
1982-83シーズンにシクサーズのリーグ制覇へ大きく貢献したアービングは、1993年にバスケットボール殿堂入りし、2021年にはNBA75周年記念チームにも選出。華やかなプレースタイルも相まって、多くの選手たちへ絶大な影響を与えた。
アービングがプレーしていた時代のNBAは、ビッグマンが支配していた。カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか)やビル・ウォルトン(元ポートランド・トレイルブレイザーズほか)をはじめ、1983年のシクサーズの優勝はモーゼス・マローンの活躍による部分も大きかった。
NBAの直近2シーズンのMVPはガードのシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)が受賞している。ただ、2019、20年のヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス/現マイアミ・ヒート)、2021、22、24年のニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)、2023年のジョエル・エンビード(シクサーズ)は、いずれもビッグマンだった。
そうしたなか、アービングは昨季の投票で3位だったヴィクター・ウェンバンヤマ(サンアントニオ・スパーズ)へ期待を寄せていた。
「今、試合を支配しているのはフォワードやガードだ。私がプレーしていた頃は、センター陣が試合を支配していた。実際、1966年から1982年までのMVPは全員センターだった。その直前はオスカー・ロバートソン、そしてその期間中に私もMVPに選ばれたが、やがてリーグのMVPはガードやフォワードが占めるようになっていった。
その傾向は今日まで続いているが、ウェンビーがそれを変えることになると私は見ている」
実際、1964年のロバートソン以降、NBAではビル・ラッセル(元ボストン・セルティックス)、ウィルト・チェンバレン(元サンフランシスコ・ウォリアーズほか)、ウィリス・リード(元ニューヨーク・ニックス)、ジャバー、ウォルトン、モーゼス・マローンら、ビッグマンがMVPを相次いで獲得した(1980-81シーズンはフォワードのアービングが受賞)。
現代でもウェンバンヤマ、ヨキッチ、エンビード、ヤニスといったスーパースターに加え、カール・アンソニー・タウンズ(ニックス)、アルペレン・シェングン(ヒューストン・ロケッツ)、チェット・ホルムグレン(サンダー)、エバン・モーブリー(クリーブランド・キャバリアーズ)など、多士済々だ。
10月下旬に幕を開ける新シーズン、22歳のウェンバンヤマ率いるスパーズがリーグの頂点まで駆け上がることができれば、“ビッグマンの時代”が再び到来するかもしれない。
文●秋山裕之(フリーライター)
「史上最高の選手になるポテンシャルがある」ヨキッチが親善試合で競演した“好敵手”ウェンバンヤマに言及<DUNKSHOOT>
「SNSでの名声よりバスケそのものを追求している」クロフォードが語るウェンバンヤマの“異質な才能”<DUNKSHOOT>
今夏、ウェンバンヤマが選んだ異色のトレーニングは“ラグビー”「潜在能力をできるだけ引き出したい」<DUNKSHOOT>
アービングは1970年代にNBAのライバルリーグだったABAで5シーズンプレーし、1976-77シーズンにシクサーズへ入団。1987年までの11シーズンでオールNBAチームへ7度選ばれ、1980-81シーズンには平均24.6点、8.0リバウンド、4.4アシスト、2.11スティール、1.79ブロックの活躍でMVPに選ばれた。
1982-83シーズンにシクサーズのリーグ制覇へ大きく貢献したアービングは、1993年にバスケットボール殿堂入りし、2021年にはNBA75周年記念チームにも選出。華やかなプレースタイルも相まって、多くの選手たちへ絶大な影響を与えた。
アービングがプレーしていた時代のNBAは、ビッグマンが支配していた。カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか)やビル・ウォルトン(元ポートランド・トレイルブレイザーズほか)をはじめ、1983年のシクサーズの優勝はモーゼス・マローンの活躍による部分も大きかった。
NBAの直近2シーズンのMVPはガードのシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)が受賞している。ただ、2019、20年のヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス/現マイアミ・ヒート)、2021、22、24年のニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)、2023年のジョエル・エンビード(シクサーズ)は、いずれもビッグマンだった。
そうしたなか、アービングは昨季の投票で3位だったヴィクター・ウェンバンヤマ(サンアントニオ・スパーズ)へ期待を寄せていた。
「今、試合を支配しているのはフォワードやガードだ。私がプレーしていた頃は、センター陣が試合を支配していた。実際、1966年から1982年までのMVPは全員センターだった。その直前はオスカー・ロバートソン、そしてその期間中に私もMVPに選ばれたが、やがてリーグのMVPはガードやフォワードが占めるようになっていった。
その傾向は今日まで続いているが、ウェンビーがそれを変えることになると私は見ている」
実際、1964年のロバートソン以降、NBAではビル・ラッセル(元ボストン・セルティックス)、ウィルト・チェンバレン(元サンフランシスコ・ウォリアーズほか)、ウィリス・リード(元ニューヨーク・ニックス)、ジャバー、ウォルトン、モーゼス・マローンら、ビッグマンがMVPを相次いで獲得した(1980-81シーズンはフォワードのアービングが受賞)。
現代でもウェンバンヤマ、ヨキッチ、エンビード、ヤニスといったスーパースターに加え、カール・アンソニー・タウンズ(ニックス)、アルペレン・シェングン(ヒューストン・ロケッツ)、チェット・ホルムグレン(サンダー)、エバン・モーブリー(クリーブランド・キャバリアーズ)など、多士済々だ。
10月下旬に幕を開ける新シーズン、22歳のウェンバンヤマ率いるスパーズがリーグの頂点まで駆け上がることができれば、“ビッグマンの時代”が再び到来するかもしれない。
文●秋山裕之(フリーライター)
「史上最高の選手になるポテンシャルがある」ヨキッチが親善試合で競演した“好敵手”ウェンバンヤマに言及<DUNKSHOOT>
「SNSでの名声よりバスケそのものを追求している」クロフォードが語るウェンバンヤマの“異質な才能”<DUNKSHOOT>
今夏、ウェンバンヤマが選んだ異色のトレーニングは“ラグビー”「潜在能力をできるだけ引き出したい」<DUNKSHOOT>
関連記事
- 「史上最高の選手になるポテンシャルがある」ヨキッチが親善試合で競演した“好敵手”ウェンバンヤマに言及<DUNKSHOOT>
- 「SNSでの名声よりバスケそのものを追求している」クロフォードが語るウェンバンヤマの“異質な才能”<DUNKSHOOT>
- 今夏、ウェンバンヤマが選んだ異色のトレーニングは“ラグビー”「潜在能力をできるだけ引き出したい」<DUNKSHOOT>
- 【バスケW杯予選順位】トルコが最速で切符獲得!八村、ヨキッチ、ウェンバンヤマらNBAスターが参戦した国が各地区の上位に<DUNKSHOOT>
- 「5000万ドルも辞退するなんて」カーター&マッグレディが称賛したウェンバンヤマの“優勝への覚悟”<DUNKSHOOT>




