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NBA

「後悔はひとつもない」ローズが現役引退の理由を告白「父親としての役割が、今の自分のすべて」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2026.09.09

ローズが地元シカゴへの愛と自身のキャリアについて語った。(C)Getty Images

ローズが地元シカゴへの愛と自身のキャリアについて語った。(C)Getty Images

 シカゴ・ブルズOBのデリック・ローズは今年1月、背番号1の永久欠番セレモニーが執り行なわれた。現役引退を表明した2024年9月から2年、ローズがNBAキャリアと引退について語っている。

 イリノイ州シカゴのイングルウッド地区出身のローズは、2008年のドラフト全体1位で地元球団のブルズに入団。ルーキーイヤーから平均16.8点、6.3アシストの成績で新人王に輝くと、2年目にはオールスターに選出され、3年目の2010-11シーズンには平均25.0点、7.7アシストをあげ、史上最年少(22歳191日)でMVPを受賞した。

 チームも同年にリーグ最高成績(62勝20敗)を記録し、“神様”マイケル・ジョーダンを擁して6度頂点に立った1990年代以来の熱狂をシカゴにもたらした。

 しかし12年のプレーオフで左ヒザ前十字靭帯を断裂。シーズン全休を経て復帰した13年には右ヒザ半月板を断裂するなど、キャリア中盤以降はケガとの戦いを強いられた。16年にニューヨーク・ニックスへトレードされると、その後はミネソタ・ティンバーウルブズ、デトロイト・ピストンズなどでプレーした。

 現在37歳のローズは『スポーツイラストレイテッド』のインタビューで、シカゴの地について「世界で最高の場所のひとつ」と思いを口にした。
 
「シカゴを訪れたことがない人は『危険だ』『どこも歩けない』なんて言うけど、それは外側から見た意見に過ぎない。実際にここに来れば全く違うことがわかるはずだ。景色、風景、食事、文化...、本当に多様性に富んだ街なんだ。

 自分はここで、雇用を生んだり、知識を共有したり、助けが必要な人を支援したりすることで、基盤を築いている。それがこの街に戻ってきた理由のひとつだ。恩返しをして、ここの若者たちを助けたいんだ」

 キャリア全盛期を迎える前に、大ケガにより明るいはずの未来は大きく変わってしまったが、ローズは「自分のキャリアを振り返ると、すべてを出し切ったと思っている」と冷静に語る。

「後悔はひとつもない。毎日、毎回の練習、手術、リハビリ...すべてに対して全力で立ち向かってきた。だからこそ、今の自分に満足して、現役を退くことができたんだ。今はジムに行っても、シュートを打つことすら気にしない。スポットライトを浴びることもね。

 今の自分の状態、この瞬間を愛しているから未練はないよ。俺がリーグに入った頃は、みんな仕事に対して非常に成熟していて、誰と対戦しても全力で叩き潰しにくるような時代だった。俺はそれを尊重していたし、自分もリスペクトを払い、そしてリスペクトを勝ち獲ってきたんだ」
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