今夏は「FIBAバスケットボールワールドカップ2027」の予選が各大陸で開催され、多くのNBA選手たちが母国のユニフォームに袖を通してコート上で躍動した。
もっとも、スロベニア代表のルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)は、ヨーロッパ予選の出場を辞退。オフの大部分を母国で過ごしたが、ケガからの回復とコンディショニングに努めた。
というのも、27歳のドンチッチは一昨季にふくらはぎの負傷で離脱。昨季もシーズン終盤の4月上旬に左ハムストリングの肉離れに見舞われ、大事なレギュラーシーズン終盤戦とプレーオフ全休を余儀なくされた。
レイカーズは今夏にレブロン・ジェームズがフィラデルフィア・セブンティシクサーズ、マーカス・スマートがヒューストン・ロケッツ、八村塁がロサンゼルス・クリッパーズへ移籍するなど多くの主力が退団。
その傍ら、フロントはオースティン・リーブスと新契約を結び、ウォーカー・ケスラーやクエンティン・グライムズ、コリン・セクストン、サンドロ・マムケラシュビリらを獲得し、新体制で今季へ臨む。
そんななか、スロベニア代表のチームメイトで、長年ドンチッチを見てきた34歳のエド・ムリッチが、地元メディアに対して後輩の状態を語った。
「毎年会うたびに、ルカがどんどん良くなっていると感じるよ。彼は今、まさに選手としての全盛期を迎える年齢にある。もう子どもではなく、1人の男になって本当に素晴らしい状態だ。僕自身、それを目の当たりにして肌で感じることができた。ボールを扱っている姿を見るたびに、彼はさらに進化しているのさ。
次のシーズン、レイカーズでさらに大きな役割を担う彼の姿を見られるのが待ち切れないね。とにかくシーズンを通して健康でいてくれることを願うばかりだ。だって本当にこれが彼のキャリア最高のシーズンになる可能性があり、僕自身それをとても楽しみにしているんだ」
レイカーズ在籍2年目の昨季。ドンチッチは平均33.5点で2度目の得点王に立ったほか、7.7リバウンド、8.3アシスト、1.64スティールとチームを牽引。MVP投票で4位のポイントを獲得したほか、オールスターとオールNBA1stチームにも返り咲いた。
なかでも3月は16試合で平均37.5点、8.0リバウンド、7.4アシスト、2.31スティールと暴れ回り、通算7度目の月間MVPに輝いた。レブロンが退団したことで、今季のレイカーズは名実ともに“ドンチッチのチーム”となる。
トップスコアラーでメインハンドラーもこなす203cm・104kgのビッグガードは、今季も相手チームから厳しいマークに遭うことが容易に想像できる。そのなかで母国スロベニアへチームメイトたちを集めてミニキャンプを開催するなどケミストリー構築に努めているのは、リーダーとしての自覚の表れだろう。
ムリッチが予言したように、ドンチッチがベストシーズンを送ることができるのならば、レイカーズがウエスタン・カンファレンスの上位争いへ参戦する可能性もあるのではないだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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というのも、27歳のドンチッチは一昨季にふくらはぎの負傷で離脱。昨季もシーズン終盤の4月上旬に左ハムストリングの肉離れに見舞われ、大事なレギュラーシーズン終盤戦とプレーオフ全休を余儀なくされた。
レイカーズは今夏にレブロン・ジェームズがフィラデルフィア・セブンティシクサーズ、マーカス・スマートがヒューストン・ロケッツ、八村塁がロサンゼルス・クリッパーズへ移籍するなど多くの主力が退団。
その傍ら、フロントはオースティン・リーブスと新契約を結び、ウォーカー・ケスラーやクエンティン・グライムズ、コリン・セクストン、サンドロ・マムケラシュビリらを獲得し、新体制で今季へ臨む。
そんななか、スロベニア代表のチームメイトで、長年ドンチッチを見てきた34歳のエド・ムリッチが、地元メディアに対して後輩の状態を語った。
「毎年会うたびに、ルカがどんどん良くなっていると感じるよ。彼は今、まさに選手としての全盛期を迎える年齢にある。もう子どもではなく、1人の男になって本当に素晴らしい状態だ。僕自身、それを目の当たりにして肌で感じることができた。ボールを扱っている姿を見るたびに、彼はさらに進化しているのさ。
次のシーズン、レイカーズでさらに大きな役割を担う彼の姿を見られるのが待ち切れないね。とにかくシーズンを通して健康でいてくれることを願うばかりだ。だって本当にこれが彼のキャリア最高のシーズンになる可能性があり、僕自身それをとても楽しみにしているんだ」
レイカーズ在籍2年目の昨季。ドンチッチは平均33.5点で2度目の得点王に立ったほか、7.7リバウンド、8.3アシスト、1.64スティールとチームを牽引。MVP投票で4位のポイントを獲得したほか、オールスターとオールNBA1stチームにも返り咲いた。
なかでも3月は16試合で平均37.5点、8.0リバウンド、7.4アシスト、2.31スティールと暴れ回り、通算7度目の月間MVPに輝いた。レブロンが退団したことで、今季のレイカーズは名実ともに“ドンチッチのチーム”となる。
トップスコアラーでメインハンドラーもこなす203cm・104kgのビッグガードは、今季も相手チームから厳しいマークに遭うことが容易に想像できる。そのなかで母国スロベニアへチームメイトたちを集めてミニキャンプを開催するなどケミストリー構築に努めているのは、リーダーとしての自覚の表れだろう。
ムリッチが予言したように、ドンチッチがベストシーズンを送ることができるのならば、レイカーズがウエスタン・カンファレンスの上位争いへ参戦する可能性もあるのではないだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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