2000年からNBAの各チームでAC(アシスタントコーチ)を務め、2018-19シーズンにはフェニックス・サンズのHC(ヘッドコーチ)として指揮を執ったイゴール・ココスコフ。現在はアトランタ・ホークスのACを務めているベテランコーチが、9月13日にポッドキャスト番組『X&O's Chat』へゲスト出演した。
NBAで豊富なコーチ経験を持つココスコフは、2021年7月下旬にフェネルバフチェ(トルコ)と決別し、ダラス・マーベリックスのACに就任。
この2021-22シーズンからマブズは球団OBのジェイソン・キッドを指揮官へ招聘。1年目からルカ・ドンチッチ(現ロサンゼルス・レイカーズ)やジェイレン・ブランソン(現ニューヨーク・ニックス)、スペンサー・ディンウィディー、ドリアン・フィニー・スミス(現シャーロット・ホーネッツ)らを中心にカンファレンス・ファイナルまで勝ち上がった。
キッドHCのアシスタントとしてチームの躍進に貢献したココスコフだったが、マブズでのコーチ生活はわずか1シーズンで終了。翌シーズンはブルックリン・ネッツのACに就任した。
マブズを1シーズンで離れた背景には、キッドとの確執もあったようだ。ココスコフは番組内で、指揮官となった元スター選手について率直な評価を口にした。
「彼は私の大好きな選手の1人であり、史上最高のポイントガードの1人だった。ジェイソン・キッドのおかげで、私はプリンストン・オフェンスという戦術が大好きになったくらいだ。しかし、選手としてのジェイソン・キッドと、コーチや人間としての彼は全くの別物だった」
そう明かしたココスコフは、続いて“キッド批判”とも受け取れる言葉を発していた。
「彼と過ごした時間は良いものではなかったし、私はコート外やヘッドコーチとしての彼を特に高く評価しているわけでもない。そして、世間の人々がそれを知っても構わないと思っている。それは私だけの意見ではない。彼はこれまで、非常に才能豊かなチームを率いてきたのだから」
キッドは現役引退直後の2013年にネッツのHCへ就任。その後ミルウォーキー・バックスでヤニス・アデトクンボ(現マイアミ・ヒート)を指導し、レイカーズではフランク・ヴォーゲルHCのアシスタントを任され、2020年の優勝に貢献。そして2021年から昨季までマブズの指揮官を5シーズンにわたって務め上げた。
かつてともに戦った2人だが、ココスコフの言葉を聞く限り、彼らが再び同じチームで仕事をする可能性は低そうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
稀代の名司令塔キッドが思う、教え子ヤニスやブランソンの“羨ましい部分”「彼のような要素を自分も持てたらと思うよ」<DUNKSHOOT>
キッド元HCは「ドンチッチのトレードを支持していた」現地メディア報道「直前まで知らなかった」「放出を巡るマブス最後のドミノが倒れた」
マブズのキッドHC解任にご意見番も驚き。同時に球団“新トップ”の思惑も理解「おそらく後任の誰かを念頭に置いている」<DUNKSHOOT>
NBAで豊富なコーチ経験を持つココスコフは、2021年7月下旬にフェネルバフチェ(トルコ)と決別し、ダラス・マーベリックスのACに就任。
この2021-22シーズンからマブズは球団OBのジェイソン・キッドを指揮官へ招聘。1年目からルカ・ドンチッチ(現ロサンゼルス・レイカーズ)やジェイレン・ブランソン(現ニューヨーク・ニックス)、スペンサー・ディンウィディー、ドリアン・フィニー・スミス(現シャーロット・ホーネッツ)らを中心にカンファレンス・ファイナルまで勝ち上がった。
キッドHCのアシスタントとしてチームの躍進に貢献したココスコフだったが、マブズでのコーチ生活はわずか1シーズンで終了。翌シーズンはブルックリン・ネッツのACに就任した。
マブズを1シーズンで離れた背景には、キッドとの確執もあったようだ。ココスコフは番組内で、指揮官となった元スター選手について率直な評価を口にした。
「彼は私の大好きな選手の1人であり、史上最高のポイントガードの1人だった。ジェイソン・キッドのおかげで、私はプリンストン・オフェンスという戦術が大好きになったくらいだ。しかし、選手としてのジェイソン・キッドと、コーチや人間としての彼は全くの別物だった」
そう明かしたココスコフは、続いて“キッド批判”とも受け取れる言葉を発していた。
「彼と過ごした時間は良いものではなかったし、私はコート外やヘッドコーチとしての彼を特に高く評価しているわけでもない。そして、世間の人々がそれを知っても構わないと思っている。それは私だけの意見ではない。彼はこれまで、非常に才能豊かなチームを率いてきたのだから」
キッドは現役引退直後の2013年にネッツのHCへ就任。その後ミルウォーキー・バックスでヤニス・アデトクンボ(現マイアミ・ヒート)を指導し、レイカーズではフランク・ヴォーゲルHCのアシスタントを任され、2020年の優勝に貢献。そして2021年から昨季までマブズの指揮官を5シーズンにわたって務め上げた。
かつてともに戦った2人だが、ココスコフの言葉を聞く限り、彼らが再び同じチームで仕事をする可能性は低そうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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