殿堂入り選手のジェイソン・キッド(元ダラス・マーベリックスほか)は、歴代3位の通算1万2091アシストを記録した名ポイントガード(PG)として知られる。
キッドと同時代にゲームメーカーとして活躍したジェイソン・ウィリアムズ(元サクラメント・キングスほか)は、彼がいかに特別な存在だったかを語っている。
1998年のNBAドラフト1巡目7位でキングスに指名されたウィリアムズは、華麗なパスワークやトリッキーなドリブル、思い切りの良い3ポイントで瞬く間にファンの心を掴んだ。
キャリア12年で、通算4611アシストは歴代88位。記録よりも記憶に残るタイプのPGだったが、自身のポッドキャスト番組『Hoopin’ N Hollerin'』で「対戦するのがタフだったガード」の1人に挙げたのが、自身よりも4年先にNBA入りしたキッドだった。
キッドは重戦車のような強靭な肉体とスピードを併せ持ち、トランジションではコートを疾走して自ら得点、あるいはチームメイトへ数多くの得点機会を演出。当時のPGとしては大柄で、小柄な相手と対峙した際はポストアップからゲームを組み立てるなど、独創的なパスワークで数々のハイライトシーンを彩った。
ウィリアムズは自身(185cm)よりも身長が8cm高かったキッドについて「怪物だ」と語る。
「攻撃面でも、守備面でも脅威だ。バスケットボールの天才と言っていい。彼は私のお気に入りの選手の1人でもある」
キッドはキャリア平均12.6点と決してスコアラータイプではなく、周囲を活かすことを第一に考える正統派の司令塔だったとウィリアムズは回想する。
「彼は決して得点を狙っていなかった。常に他の選手を絡ませようとしていた」
さらに、「リバウンドもたくさん取った」と語りつつ、「もし彼が今の時代にプレーしていたらどうなるか想像してみてほしい」と続けた。
「彼が記録していたトリプルダブルの数字は、今とは全く違う。今ではトリプルダブルがどれほど一般的になっていることか。ラス(ラッセル・ウエストブルック/元オクラホマシティ・サンダーほか)やジョーカー(ニコラ・ヨキッチ/デンバー・ナゲッツ)のような選手は、平均トリプルダブルを達成できる。彼にとっては平均トリプルダブルも容易だった。当時、それを頻繁に達成していたからね」
キッドのトリプルダブル達成回数は、引退時点で歴代3位の通算107回(現在は6位)。ゲームメークを最優先しながら、得点、リバウンド、アシストのすべてで存在感を示した万能型PGだった。
構成●ダンクシュート編集部
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ウィリアムズは自身(185cm)よりも身長が8cm高かったキッドについて「怪物だ」と語る。
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さらに、「リバウンドもたくさん取った」と語りつつ、「もし彼が今の時代にプレーしていたらどうなるか想像してみてほしい」と続けた。
「彼が記録していたトリプルダブルの数字は、今とは全く違う。今ではトリプルダブルがどれほど一般的になっていることか。ラス(ラッセル・ウエストブルック/元オクラホマシティ・サンダーほか)やジョーカー(ニコラ・ヨキッチ/デンバー・ナゲッツ)のような選手は、平均トリプルダブルを達成できる。彼にとっては平均トリプルダブルも容易だった。当時、それを頻繁に達成していたからね」
キッドのトリプルダブル達成回数は、引退時点で歴代3位の通算107回(現在は6位)。ゲームメークを最優先しながら、得点、リバウンド、アシストのすべてで存在感を示した万能型PGだった。
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