専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

昨季イースト首位も低評価のピストンズ。それでも揺らがない若きエース「ただコートに出て、最高のレベルで仕事を遂行するだけ」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2026.10.16

昨季初めてオールNBA1stチームに名を連ねたカニングハム。ピストンズを再び上位へ導けるか。(C)Getty Images

昨季初めてオールNBA1stチームに名を連ねたカニングハム。ピストンズを再び上位へ導けるか。(C)Getty Images

 今季のイースタン・カンファレンスは、例年以上に激しい覇権争いが繰り広げられる様相となっている。

 王者ニューヨーク・ニックスを筆頭に、ジェイソン・テイタム擁するボストン・セルティックス、ジェームズ・ハーデンとドノバン・ミッチェルが牽引するクリーブランド・キャバリアーズといった昨季の上位チームが健在。

 そして今オフの動きでイーストの勢力図は大きく変わった。

 フィラデルフィア・セブンティシクサーズにジェイレン・ブラウンとレブロン・ジェームズ、マイアミ・ヒートにヤニス・アデトクンボ、トロント・ラプターズにはカワイ・レナードがそれぞれ加入。さらに一昨季にファイナルまで勝ち上がったインディアナ・ペイサーズは、司令塔のタイリース・ハリバートンがケガから復帰し、再起を図ろうとしている。

 ただ、昨季レギュラーシーズンでイースト最高成績を収めたデトロイト・ピストンズを忘れてはならない。プレーオフこそカンファレンス・セミファイナルでキャブズに最終第7戦の末に敗れたとはいえ、前年から16勝アップの60勝22敗(勝率73.2%)と立派な戦績を残した。

 開幕を約1週間後に控えた現地時間10月15日、ピストンズの若きエース、ケイド・カニングハムは記者たちの前で現状をこう語っていた。
 
「僕らはまだ、世間から十分な評価を受けていないと感じる。自分たちが勝ち取ったはずの評価を、まだ得られていないんだとね。でも、それが面白いところでもある。デトロイトという街でプレーする以上、このようなことは避けられないのかもね」

 昨季開幕前、ピストンズがイーストのトップシードを獲得すると予想した識者は皆無に等しかった。それでも、JB・ビッカースタッフHC(ヘッドコーチ)の下で強固なディフェンスを築き、誰がコートに立っても安定して勝てるチームを作り上げた。

 オフシーズンを経ても、ピストンズのロスターの顔ぶれはほとんど変わっていない。昨季オールNBA1stチーム入りしたカニングハムは健在で、制限付きFA(フリーエージェント)で契約締結まで長引いたジェイレン・デューレンも復帰した。

 さらにアサー・トンプソン、ダンカン・ロビンソン、デニス・ジェンキンス、ケビン・ハーター、ロン・ホランド二世、ポール・リードとローテーション選手も残留し、新たにジョン・コリンズ、アイザイア・ジョー、トーリアン・プリンスも加わった。

 プレーオフの経験で見れば、ニックスやセルティックス、シクサーズといったベテランチームに劣るかもしれないが、十分に上位争い参戦可能な戦力と言っていい。
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    10月9日(金)発売

    定価:800円 (税込)
  • world_soccer_digest

    10月15日(木)発売

    定価:890円 (税込)
  • smash

    9月26日(土)発売

    定価:800円 (税込)
  • dunkshot

    10月16日(金)発売

    定価:1650円 (税込)
  • slugger

    9月26日(土)発売

    定価:1100円 (税込)