開幕3連勝と好スタートを切っているロサンゼルス・レイカーズ。そのチームで注目されているのが、今夏に ユタ・ジャズからサイン&トレードで加入したウォーカー・ケスラーだ。
オフの補強で、エースのルカ・ドンチッチが獲得を熱望していたのが「強力なリムプロテクター」。その要望に応えるべく加わったケスラーは、学生時代からリムプロテクションで高い評価を受けてきたビッグマンだ。
ゴールデンステイト・ウォリアーズとの開幕戦では、12本のフィールドゴールをすべて成功させて26得点。続くロサンゼルス・クリッパーズとのLAダービーでも22得点、8リバウンドに加えて6ブロックと攻守で抜群の存在感を放ち、JJ・レディックHC(ヘッドコーチ)をして「おそらく彼のキャリアでベストの2試合」と言わしめた。
それだけに3戦目も期待されたが、この試合では28分間で2得点、7リバウンド、1ブロックにとどまった。
その背景には、対戦相手が古巣のジャズだったことが挙げられる。ケスラー本人も「試合前、感情を完全にコントロールできなくなってしまった」とゲーム後に明かした。
「いつも以上に自分にプレッシャーをかけてしまった。気持ちが高ぶりすぎてしまって、その後はボールの感覚も、試合のリズムも掴めなくなった。自分のプレーがまったくできなかったんだ...」
2022年にNBA入りし、キャリア序盤の4年間を過ごしたジャズは、ケスラーにとって特別な場所だった。それだけに、普段以上に自分を奮い立たせようとしたことで、逆に空回りしてしまったのだという。
古巣との初対戦では、第3クォーター序盤に3つ目のファウルを献上。レディックHCは5分も待たずにサンドロ・マムケラシュビリと交代させた。
「バスケットボールが1人でやるスポーツじゃなくて良かった。僕には本当にいいチームメイトがいるし、彼らにはすごく感謝しているよ」
そうケスラーが感謝するうちの1人がドンチッチだ。52得点に加えて8リバウンド、10アシストと大車輪のパフォーマンスでチームを勝利に導いた大エースは、試合後にこう声をかけたと明かした。
「気持ちを切り替えよう。僕たちは勝ったんだし、チームはいつだって君の味方だと伝えた。もちろん、彼にとってベストな試合ではなかったけれど、試合には勝ったし、彼は最初の2試合ではものすごく素晴らしいプレーをしていたんだからね」
古巣との一戦、ケスラーは感情が溢れ出すことを覚悟していたという。NBAデビューを果たし、幼少期からの夢が叶った最初のチームには、やはり特別な思いがあったのだろう。
「きっと感情的になるだろうとは思っていた。だから終わってくれてホッとしている。今ではもう、次に彼らと対戦する日を心待ちにしているよ」
そう前向きに語ったケスラー。シーズン序盤で味わった悔しさを糧に、ここから再びレイカーズに勝利をもたらす活躍を見せられるか。
文●小川由紀子
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それだけに3戦目も期待されたが、この試合では28分間で2得点、7リバウンド、1ブロックにとどまった。
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「いつも以上に自分にプレッシャーをかけてしまった。気持ちが高ぶりすぎてしまって、その後はボールの感覚も、試合のリズムも掴めなくなった。自分のプレーがまったくできなかったんだ...」
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「気持ちを切り替えよう。僕たちは勝ったんだし、チームはいつだって君の味方だと伝えた。もちろん、彼にとってベストな試合ではなかったけれど、試合には勝ったし、彼は最初の2試合ではものすごく素晴らしいプレーをしていたんだからね」
古巣との一戦、ケスラーは感情が溢れ出すことを覚悟していたという。NBAデビューを果たし、幼少期からの夢が叶った最初のチームには、やはり特別な思いがあったのだろう。
「きっと感情的になるだろうとは思っていた。だから終わってくれてホッとしている。今ではもう、次に彼らと対戦する日を心待ちにしているよ」
そう前向きに語ったケスラー。シーズン序盤で味わった悔しさを糧に、ここから再びレイカーズに勝利をもたらす活躍を見せられるか。
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