東京五輪

FIBAが今後のバスケ国際大会の新スケジュールを発表。東京五輪の男子最終予選は2021年6月に開催へ

ダンクシュート編集部

2020.04.10

男子の五輪最終予選は五輪同様、約1年延期に。ギリシャ代表のヤニス・アデトクンボらNBA組の参戦も気になるところだ。(C)Getty Images

 4月9日、FIBA(国際バスケットボール連盟)が2021年東京五輪の世界最終予選をはじめとした、今後の国際大会スケジュールを発表した。

 FIBA実行委員会は、新型コロナウイルスの影響により変更が必要となった各種イベントのスケジュールに関するビデオ会議を実施。開催が1年延期となった東京五輪の5人制バスケットボール競技(出場12か国)は、男女ともに2021年の7月23日から8月8日にかけて行なう予定となっており、男子は開催国枠が与えられている日本を含め、昨年8~9月に開催されたFIBAワールドカップの結果にて8か国(スペイン、フランス、アルゼンチン、アメリカ、オーストラリア、ナイジェリア、イラン)の出場が決定済み。残りの4枠を決める最終予選は、来年6月22日~7月4日に実施することとなった。

 最終予選は4か国を舞台に行なわれ、各会場の1位チームが東京五輪出場権を獲得する。昨年11月に決定した組み合わせは以下の通りだ(カッコ内の数字は4月10日時点のFIBAランキング)。

■ベオグラード(セルビア)会場
グループA:ドミニカ共和国(19)、ニュージーランド(24)、セルビア(5)
グループB:プエルトリコ(16)、イタリア(12)、セネガル(35)

■カウナス(リトアニア)会場
グループA:リトアニア(8)、韓国(30)、ベネズエラ(20)
グループB:ポーランド(13)、スロベニア(17)、アンゴラ(32)

■スプリト(クロアチア)会場
グループA:ドイツ(18)、ロシア(11)、メキシコ(25)
グループB:チュニジア(33)、クロアチア(14)、ブラジル(10)

■ビクトリア(カナダ)会場
グループA:ギリシャ(7)、中国(28)、カナダ(21)
グループB:ウルグアイ(43)、チェコ(9)、トルコ(15)
 
 なお、女子の出場国は今年2月に行なわれた最終予選で全12か国が決定。開催国の日本(10)、2018年ワールドカップ優勝のアメリカ(1)のほか、オーストラリア(2)、ベルギー(7)、カナダ(4)、中国(9)、フランス(5)、韓国(19)、ナイジェリア(14)、プエルトリコ(22)、セルビア(8)、スペイン(3)が来年、東京に集結する。

 また、2021年8月3~15日に予定されていた男子アジアカップは東京五輪後の8月17~29日へと変更。同じく、アフロバスケット(アフリカ選手権)は21年8月17~29日を8月24~9月5日へ。21年9月に予定されていたユーロバスケット(欧州選手権)とアメリカップ(アメリカ選手権)は2022年9月に開催が延期となった。

構成●ダンクシュート編集部
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