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NBA

ネッツのスペンサー・ディンウィディーがナイジェリア代表入り?東京五輪出場を決めている“アフリカの雄”に強力助っ人

ダンクシュート編集部

2020.04.24

今季大きな飛躍を見せたディンウィディー。ナイジェリア代表に加われば、同国にとって強力な戦力となる。(C)Getty Images

今季大きな飛躍を見せたディンウィディー。ナイジェリア代表に加われば、同国にとって強力な戦力となる。(C)Getty Images

 ブルックリン・ネッツに所属するスペンサー・ディンウィディーが、来年に延期となった東京オリンピックにナイジェリア代表として出場する可能性が浮上した。

 キャリア6年目を迎えた今季、自己最多の平均20.6点、3.5リバウンド、6.8アシストをマークしているディンウィディーは、同国の国籍取得に動いており、代表チームでの活動に興味を示している模様。2013年のユニバーシアードではアメリカ代表としてプレーしているものの、フル代表の経験はなく、今年2月に発表されたアメリカ代表候補44人にも選出されなかった。
 
 ナイジェリアはアフリカのバスケ強豪国として近年実績を残しており、オリンピックには2012年ロンドン大会、2016年リオ大会に2大会連続出場。それぞれ1勝ずつに終わったが、昨夏のワールドカップではジョシュ・オコーギー(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、アル・ファルーク・アミヌ(オーランド・マジック)、チメジー・メトゥ(サンアントニオ・スパーズ)らNBA組を中心にアフリカ勢トップの17位に入り、東京五輪の出場権を獲得した。

 さらに今年2月には、ゴールデンステイト・ウォリアーズでアシスタントコーチを務めるマイク・ブラウンを代表指揮官に招聘。NBAで実績のあるコーチに身体能力に長けたプレーヤー、そこに進境著しいディンウィディーのような司令塔が加われば、日本はもちろん、アメリカや欧州勢にとっても危険な存在になるはずだ。

 2021年7月、果たして東京の地にナイジェリアのグリーンのジャージーに身を包んだディンウィディーの姿はあるのか。今後の動向に注目だ。

構成●ダンクシュート編集部

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