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NBA

チームの“新エース”となった八村塁がボートツアーでリフレッシュ!近況についても明かす

秋山裕之

2020.07.18

ビールとベルターンス不在で第二幕に挑むウィザーズ。今季、平均13.4点をマークしている八村は、エースとしての活躍が期待される。(C)Getty Images

ビールとベルターンス不在で第二幕に挑むウィザーズ。今季、平均13.4点をマークしている八村は、エースとしての活躍が期待される。(C)Getty Images

 八村塁の所属するワシントン・ウィザーズは、7月30日からスタートするシーズン第二幕に向けてチーム練習を行なうなど、着々と準備を進めている。
 
 チームは8位のオーランド・マジックを5.5ゲーム差、7位のブルックリン・ネッツを6.0ゲーム差で追っている。しかし、第二幕では今季リーグ2位の平均30.5点をマークしていたブラッドリー・ビールと、シックスマンながらチームに2位の15.4点をあげたシューターのダービス・ベルターンスが欠場。

 2大スコアラーの離脱により、ルーキーの八村塁は再開後、エースとしてチームを牽引する活躍が期待されている。

 なお本日、八村はバブルと称される開催地(フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート)の中でボートに乗り、同乗していたスタッフへ「ワニ見た? 僕は小さなワニを見たんだ」と話すと、「えっ、見たの?」と周囲が少し心配そうな雰囲気になる、1分間の映像をウィザーズの公式Twitterが公開。

 その後「僕はシーズン中断後に(Tik Tokの)アカウントを開設しました」とSNSの話題に。「あれからどう? ハマってる?」と聞かれると「そう。2週間くらいはやってました」と八村が切り返すも、「でも今はちょっと…もういいかなって」と発言し、「疲れたってこと?」という質問に「そう、それです。(発信するには)何かをやらなきゃいけないと感じてしまって。でも今でも見てます」と、近況を明かしていた。
 
 ウィザーズは30日からスタートする8試合のシーディングゲーム(順位決定戦)を終えた時点で、8位のチームと4.0ゲーム差以内であれば、プレーイン・トーナメントと呼ばれる8位決定戦に挑むことができる。

 もっとも、第二幕に参戦する22チームでウィザーズは最も勝率が低く(24勝40敗/勝率37.5%)、再開後はリーグ最高勝率をマークするミルウォーキー・バックスやイースタン・カンファレンス3位のボストン・セルティックスなど強豪との対戦が組まれている。

 現有戦力を考えると、ウィザーズのプレーオフ進出は厳しいと言わざるを得ないが、チームの若手にとっては実力を証明するまたとないチャンス。とりわけ中断中にビルドアップに成功し、アウトサイドシュートにも磨きをかけた“新エース八村”には、攻守での爆発に期待したいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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