2019-20シーズンの王者を決めるNBAファイナルが、9月30日(日本時間10月1日)に開幕した。今年の頂上決戦はロサンゼルス・レイカーズ対マイアミ・ヒートという史上初の顔合わせとなったが、コートとは少し離れたところで1人の選手がにわかに注目を集めている。
その選手とは、レイカーズのディオン・ウェイターズ。2016年から3シーズン半、ヒートに在籍していたウェイターズは、今年2月に3チーム間トレードでメンフィス・グリズリーズに移籍後、レイカーズにFA移籍。強豪に加わったことにより自身初のファイナル進出を果たしただけなく、奇しくも古巣のヒートと頂上決戦で相まみえることになったのだ。
NBAでは優勝チームの最終ロースターに名を連ねていた選手に加え、チームの意向次第では当該シーズンに在籍し他球団に移籍した選手にもチャンピオンリングを受け取る資格がある。よってウェイターズはレイカーズが勝った場合はもちろん、ヒートが優勝してもリングを手にできるというわけだ(ヒート側がウェイターズに授与することを決めた場合のみ)。
これを知ったファンからは、SNS上で「ファイナル開幕時点で、すでに勝者が1人決定している」「ウェイターズおめでとう」といった声が寄せられている。
ウェイターズと同じ例は過去にもあった。2016年、当時クリーブランド・キャバリアーズのアンダーソン・ヴァレジャオがゴールデンステイト・ウォリアーズに移籍。その後ウォリアーズはファイナルに進出し、キャバリアーズと相対することになった。この年のファイナルではキャバリアーズが1勝3敗から大逆転で初優勝。2月までキャバリアーズの一員だったヴァレジャオはチャンピオンリングを受け取る資格があったが、「今の自分はウォリアーズの一員」と、リング授与を固辞した。
ちなみに、ヴァレジャオは翌16-17シーズンもウォリアーズに在籍したが、シーズン途中の2月に解雇。その年はウォリアーズがファイナルを制し、厳密には優勝メンバーではないヴァレジャオも、チームの意向により初のチャンピオンリングを受け取っている。
もちろん、現在のウェイターズもレイカーズの一員として優勝を目指しているのは間違いない。チームの優勝に貢献し、堂々とチャンピオンリングを受け取ることを望んでいるだろう。
構成●ダンクシュート編集部
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その選手とは、レイカーズのディオン・ウェイターズ。2016年から3シーズン半、ヒートに在籍していたウェイターズは、今年2月に3チーム間トレードでメンフィス・グリズリーズに移籍後、レイカーズにFA移籍。強豪に加わったことにより自身初のファイナル進出を果たしただけなく、奇しくも古巣のヒートと頂上決戦で相まみえることになったのだ。
NBAでは優勝チームの最終ロースターに名を連ねていた選手に加え、チームの意向次第では当該シーズンに在籍し他球団に移籍した選手にもチャンピオンリングを受け取る資格がある。よってウェイターズはレイカーズが勝った場合はもちろん、ヒートが優勝してもリングを手にできるというわけだ(ヒート側がウェイターズに授与することを決めた場合のみ)。
これを知ったファンからは、SNS上で「ファイナル開幕時点で、すでに勝者が1人決定している」「ウェイターズおめでとう」といった声が寄せられている。
ウェイターズと同じ例は過去にもあった。2016年、当時クリーブランド・キャバリアーズのアンダーソン・ヴァレジャオがゴールデンステイト・ウォリアーズに移籍。その後ウォリアーズはファイナルに進出し、キャバリアーズと相対することになった。この年のファイナルではキャバリアーズが1勝3敗から大逆転で初優勝。2月までキャバリアーズの一員だったヴァレジャオはチャンピオンリングを受け取る資格があったが、「今の自分はウォリアーズの一員」と、リング授与を固辞した。
ちなみに、ヴァレジャオは翌16-17シーズンもウォリアーズに在籍したが、シーズン途中の2月に解雇。その年はウォリアーズがファイナルを制し、厳密には優勝メンバーではないヴァレジャオも、チームの意向により初のチャンピオンリングを受け取っている。
もちろん、現在のウェイターズもレイカーズの一員として優勝を目指しているのは間違いない。チームの優勝に貢献し、堂々とチャンピオンリングを受け取ることを望んでいるだろう。
構成●ダンクシュート編集部
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