名門ロサンゼルス・レイカーズが10年ぶり17回目の優勝を果たし、幕を閉じた2019-20シーズンのNBA。今季の全日程を終えたことオフシーズンに突入したが、現時点で来季の開幕時期は未定となっている。
新型コロナウイルスによる中断直後、新シーズンの開幕は12月末と言われていた。しかし、9月にアダム・シルバー・コミッショナーが「(新シーズンの開幕は)早くても1月になる」と語るなど、不透明な状況だ。
そんななか、『The Athletic』のジョン・ホリンジャー記者は、8週間以内に来シーズンの開幕日が決まるだろうとレポートしている。現在NBAは、来年1月の第三月曜日の「マーチン・ルーサー・キングJr.牧師記念日」(1月18日)の開幕に向けて準備を進めていると言われており、そこから逆算するとリーグは約8週間後の11月23日までに決定しなければならない、というのだ。
さらに、通常177日かかる(2シーズン前は170日)レギュラーシーズンも、82という試合数を担保しつつ、より短期間で実施する可能性もある。もし各チームが週に平均4試合実施すれば、おおよそ155日でシーズンを終えることができるのだ。
またリーグは都市間の移動を極力減らし、新型コロナウイルス感染のリスクを減らしながらこのスケジュールの実現を目指しているという。これは2021-22シーズンを通常の日程に戻す狙いもあり、可能な限り来季でその調整をしておきたいということだろう。
無論、今後のスケジュールはワクチンが完成されるかなど、新型コロナウイルスにかかわるすべての状況に大きく左右されるのは言うまでもない。今季は“バブル”という隔離施設で試合を行なったため、感染者を1人も出さずにシーズンを終えられたが、仮に各チームのアリーナで観客を動員した場合、当然ながら感染リスクは高くなる。
なお、アメリカ国内では今年のファイナルの視聴率が大きく下がったと言われている。MLBのポストシーズンやNFLのシーズンに重なったなど外的要因はいくつかあるが、シルバー・コミッショナーはファンの興味を引き付けたいと考えているだろう。
その起爆剤のひとつが、観客を動員しての試合実施であるのは間違いない。8週間後、NBAからどのようなアナウンスがされるか注目したい。
構成●ダンクシュート編集部
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新型コロナウイルスによる中断直後、新シーズンの開幕は12月末と言われていた。しかし、9月にアダム・シルバー・コミッショナーが「(新シーズンの開幕は)早くても1月になる」と語るなど、不透明な状況だ。
そんななか、『The Athletic』のジョン・ホリンジャー記者は、8週間以内に来シーズンの開幕日が決まるだろうとレポートしている。現在NBAは、来年1月の第三月曜日の「マーチン・ルーサー・キングJr.牧師記念日」(1月18日)の開幕に向けて準備を進めていると言われており、そこから逆算するとリーグは約8週間後の11月23日までに決定しなければならない、というのだ。
さらに、通常177日かかる(2シーズン前は170日)レギュラーシーズンも、82という試合数を担保しつつ、より短期間で実施する可能性もある。もし各チームが週に平均4試合実施すれば、おおよそ155日でシーズンを終えることができるのだ。
またリーグは都市間の移動を極力減らし、新型コロナウイルス感染のリスクを減らしながらこのスケジュールの実現を目指しているという。これは2021-22シーズンを通常の日程に戻す狙いもあり、可能な限り来季でその調整をしておきたいということだろう。
無論、今後のスケジュールはワクチンが完成されるかなど、新型コロナウイルスにかかわるすべての状況に大きく左右されるのは言うまでもない。今季は“バブル”という隔離施設で試合を行なったため、感染者を1人も出さずにシーズンを終えられたが、仮に各チームのアリーナで観客を動員した場合、当然ながら感染リスクは高くなる。
なお、アメリカ国内では今年のファイナルの視聴率が大きく下がったと言われている。MLBのポストシーズンやNFLのシーズンに重なったなど外的要因はいくつかあるが、シルバー・コミッショナーはファンの興味を引き付けたいと考えているだろう。
その起爆剤のひとつが、観客を動員しての試合実施であるのは間違いない。8週間後、NBAからどのようなアナウンスがされるか注目したい。
構成●ダンクシュート編集部
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