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NBA

【名作シューズ列伝】オシャレ番長ウエストブルックのモデルに抜かりなし!座右の銘が入った「AIR JORDAN XXXII PF」

西塚克之

2020.12.09

ウエストブルックは2013年にジョーダン・ブランドと契約。17年には10年の延長契約を結ぶなど、ブランドの看板選手に成長を遂げた。(C)Getty Images

ウエストブルックは2013年にジョーダン・ブランドと契約。17年には10年の延長契約を結ぶなど、ブランドの看板選手に成長を遂げた。(C)Getty Images

 人に歴史あり。バスケにスーパースターあり。スーパースターにシグネチャーモデルあり。シグネチャーモデルにBOXあり! 

 NBAのオシャレ番長ことラッセル・ウエストブルックは、カリフォルニア州ロングビーチ出身。大学は地元の名門UCLAに進学すると、2年時の2007-08シーズンにはダレン・コリソン、ケビン・ラブとともにNCAAトーナメントでファイナル4まで勝ち進みました。

 2008年のNBAドラフトでは、シアトル・スーパーソニックスから4位指名を受けましたが、その年のオフにチームはオクラホマシティに移転しチーム名もサンダーに改称。オクラホマシティ・サンダーの初期メンバーとしてキャリアをスタートさせます。

 ルーキーシーズンは、20歳110日(当時歴代4位)の若さでトリプルダブルを達成。新人王の投票では4位に入り、オールルーキー1stチームに選ばれました。11年には、オールスターに出場、翌年にはケビン・デュラント、ジェームズ・ハーデンとの若きビッグ3でサンダーをファイナルに導きました。

 ハーデンは12年、デュラントは16年に退団しますが、単独エースとなった16-17シーズン、ウエストブルックは61-62シーズンのオスカー・ロバートソン以来、NBA史上2人目となるシーズン・トリプルダブルの偉業を成し遂げ、初のMVPを手にしました。
 


 その後も彼の勢いは衰えることを知らず、17-18シーズンには、史上4人目の通算100回目のトリプルダブル、そして自身初のアシスト王に輝きました。

 17年に発売された「AIR JORDAN XXXII PF」は、ウエストブルックの絶頂期を支えたシューズですが、当時から彼はシューズに対して非常にナーバスでした。ジョーダン・ブランドの広告塔でありながら、自分の足に合わないと判断すれば前のシューズに戻したり、ソールを張り替えたりと好き勝手にしていたからです。

 プロとしては、毎試合最大限のパフォーマンスを発揮することが仕事ですから正しい選択なのですが、ブランドの担当者は毎日肝を冷やしていたことでしょう。



 ウエストブルックのPF(パフォーマンスフィット)としてデザインされたAJ(エア・ジョーダン)32は、ウエストブルックのお眼鏡に叶うように、彼の座右の銘である「WHY NOT?(なぜやらない?)」の文字が至るところに入っています。



 カラーはサンダーのチームカラー、ブルーとオレンジでド派手に決めているあたりにデザイナーの苦労が伺えます。

 86年発売の「AIR JORDAN2」をベースに、素材とディテールをまとめ上げたことで、タウンユースでも使えるファッション性の高い1足になっています。
 

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