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八村塁が新型コロナ防止規定の対象に…。感染者か濃厚接触者かは不明も、メンバーが揃わずジャズ戦は延期

ダンクシュート編集部

2021.01.13

八村はリーグの新型コロナ感染防止規定対象に。これによってウィザーズは試合に必要なメンバーを揃えることができず、明日のジャズ戦は延期になった。(C)Getty Images

 ワシントン・ウィザーズは1月12日(日本時間13日、日付は以下同)、八村塁とモリッツ・ヴァグナーが新型コロナウイルス対策の規定によって、13日のユタ・ジャズ戦の出場が未定だと発表した。

 その後、NBAはウィザーズがジャズ戦で出場登録最少人数の8人を揃えることができないため、試合を延期することを決定した。

 ウィザーズは試合延期が決まる前の時点で、前日のチーム練習を中止にしており、八村とヴァグナーがNBAの安全衛生プロトコルにより「クエスチョナブル」(出場が疑わしい)と発表されていた。

 両選手の詳細は公表されておらず、彼らが新型コロナウイルス感染者、もしくは濃厚接触者としての措置なのかは現時点で不明となっている。

 ウィザーズは8日のボストン・セルティックス戦、新型コロナウイルスで陽性反応が出たジェイソン・テイタムと試合後に会話したブラッドリー・ビールが濃厚接触者となり、1月9日のマイアミ・ヒート戦を欠場。
 
 さらにラッセル・ウエストブルックは左大腿四頭筋の負傷で最低でも1週間の離脱、ヒート戦ではセンターのトーマス・ブライアントが左ヒザの前十字靭帯部分断裂とケガ人も続出している。

 今季の八村は流行性角結膜炎で開幕から欠場していたが、12月31日のシカゴ・ブルズで復帰。ここまで7試合に出場し、チーム4位の平均13.6点、4.6リバウンド、2.3アシスト、フィールドゴール成功率50.0%、3ポイント30.8%、フリースロー75.0%の成績をマーク。12日のフェニックス・サンズ戦では10得点、9リバウンドをあげて勝利に貢献していた。

 なお、NBAの安全衛生プロトコルによって試合が延期になるのは今季で6回目。これまで12月23日のヒューストン・ロケッツとオクラホマシティ・サンダー戦、1月10日のボストン・セルティックスとマイアミ・ヒート戦、11日のニューオリンズ・ペリカンズとダラス・マーベリックス戦、12日のセルティックスとシカゴ・ブルズ戦が延期となっている。

 上記の延期日程は発表されておらず、八村の状態も含め、今後の動向が注目される。

構成●ダンクシュート編集部

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