先日、ジョージア州アトランタで開催されたNBAオールスターゲーム。1951年にスタートし今年で70回目を迎えた同大会は、リーグのスター選手たちが一堂に会する年に1度の“夢の祭典”。メンバーに選ばれることは、選手たちにとって大きな栄誉であり、スター選手と認められた証拠でもある。
オールスターチームに選ばれるには、そのシーズンにおいて自身がリーグで最高の選手であることを示すとともに、ある程度の知名度やプレーに華があることも求められる。近年はメンバー選考巡って毎年のように議論が巻き起こっているが、過去には予想外の選手がオールスターに選ばれたこともあった。『ClutchPoints』が、これまで球宴に登場した“史上最低”の5人を紹介している(カッコ内は当時の所属とオールスター年)。
タイロン・ヒル(クリーブランド・キャバリアーズ:1995年)
ジェームズ・ドナルドソン(ダラス・マーベリックス:1988年)
ジャマール・マグロワ(シャーロット・ホーネッツ:2004年)
BJ・アームストロング(シカゴ・ブルズ:1994年)
ヤオ・ミン(ヒューストン・ロケッツ:2011年)
ヒルは90年のドラフト1巡目11位でウォリアーズに指名されたパワーフォワード。プロ入りから数年間は伸び悩んだが、93年に移籍したキャバリアーズで才能を開花させた。1994-95シーズンはチーム事情からセンターを任され、自己最多の平均13.8点、10.9リバウンドを記録し、球宴メンバーに選出。ただ、ゴール下での汚れ仕事をこなすロールプレーヤーはオールスターで使いどころがなく、わずか6分の出場で2得点、4リバウンド。キャリアの通算成績は平均9.4点、8.6リバウンドとなっている。
218㎝・124㎏という恵まれたサイズを持つドナルドソンは、79年のドラフト4巡目73位という超下位指名。マーベリックス在籍3年目の88年に30歳でオールスターに選ばれたもののヒルと同様、脇役タイプだったため、見せ場は作れず。なお、このシーズンの成績は平均7.0点、9.3リバウンド、NBAでは14年間プレーし平均8.6点、7.8リバウンドだった。
マグロワは2000年にホーネッツに入団したカナダ人センター。機動力のあるビッグマンとして成長を続け、04年にチームメイトのバロン・デイビスとともにメンバーに選ばれた。本選ではアレン・アイバーソンやヴィンス・カーターといった大物を差し置いてイーストトップの19得点を叩き出し、実力を証明。同シーズンは平均13.6点、10.3リバウンドを残した。しかし、その後はケガなどもあってジャーニーマン化。12年に33歳で引退したが、最終年の成績は平均1.2点、3.3リバウンドと元オールスターの面影はどこにもなかった。
オールスターチームに選ばれるには、そのシーズンにおいて自身がリーグで最高の選手であることを示すとともに、ある程度の知名度やプレーに華があることも求められる。近年はメンバー選考巡って毎年のように議論が巻き起こっているが、過去には予想外の選手がオールスターに選ばれたこともあった。『ClutchPoints』が、これまで球宴に登場した“史上最低”の5人を紹介している(カッコ内は当時の所属とオールスター年)。
タイロン・ヒル(クリーブランド・キャバリアーズ:1995年)
ジェームズ・ドナルドソン(ダラス・マーベリックス:1988年)
ジャマール・マグロワ(シャーロット・ホーネッツ:2004年)
BJ・アームストロング(シカゴ・ブルズ:1994年)
ヤオ・ミン(ヒューストン・ロケッツ:2011年)
ヒルは90年のドラフト1巡目11位でウォリアーズに指名されたパワーフォワード。プロ入りから数年間は伸び悩んだが、93年に移籍したキャバリアーズで才能を開花させた。1994-95シーズンはチーム事情からセンターを任され、自己最多の平均13.8点、10.9リバウンドを記録し、球宴メンバーに選出。ただ、ゴール下での汚れ仕事をこなすロールプレーヤーはオールスターで使いどころがなく、わずか6分の出場で2得点、4リバウンド。キャリアの通算成績は平均9.4点、8.6リバウンドとなっている。
218㎝・124㎏という恵まれたサイズを持つドナルドソンは、79年のドラフト4巡目73位という超下位指名。マーベリックス在籍3年目の88年に30歳でオールスターに選ばれたもののヒルと同様、脇役タイプだったため、見せ場は作れず。なお、このシーズンの成績は平均7.0点、9.3リバウンド、NBAでは14年間プレーし平均8.6点、7.8リバウンドだった。
マグロワは2000年にホーネッツに入団したカナダ人センター。機動力のあるビッグマンとして成長を続け、04年にチームメイトのバロン・デイビスとともにメンバーに選ばれた。本選ではアレン・アイバーソンやヴィンス・カーターといった大物を差し置いてイーストトップの19得点を叩き出し、実力を証明。同シーズンは平均13.6点、10.3リバウンドを残した。しかし、その後はケガなどもあってジャーニーマン化。12年に33歳で引退したが、最終年の成績は平均1.2点、3.3リバウンドと元オールスターの面影はどこにもなかった。