NBAは3月25日(日本時間26日)にトレード・デッドラインを迎え、今年も期限ギリギリまで多くのチームが補強に動いた。
なかでも積極的な姿勢が目立ったのが、現在19勝24敗でイースタン・カンファレンス10位のシカゴ・ブルズだ。まずオーランド・マジックとのトレードでオールスターセンターのニコラ・ヴュチェビッチとアル・ファルーク・アミヌを獲得すると、ワシントン・ウィザーズ、ボストン・セルティックスとの三角トレードではウィザーズからトロイ・ブラウンJr.、セルティックスからダニエル・タイスとジャボンテ・グリーンを獲得。ウェンデル・カーターJr.やオットー・ポーターJr.ら5選手を放出した代わりに、5人の新顔を加えた。
最大の目玉であるヴュチェビッチは、2019年と今年の2度オールスターに選ばれたリーグ屈指のビッグマン。211cmのサイズがありながら3ポイントも得意で、今季はリーグ史上初の平均20点、10リバウンド、3ポイント成功数2.5本&成功率4割超えを狙えるなど自己最高のシーズンを送っている。アウトサイドの得点源であるザック・ラビーンと並ぶ、強力な2枚看板を揃えることに成功したのだ。
その他4選手を含めた今回の補強は、ブルズが将来も見据えつつ、目の前のシーズンも勝ちにいくことを意味している。昨年の4月に運営部門の代表に就任したアルトゥラス・カルニショバスは「勝つことを真剣に考えた結果」だと語っている。
「我々はここで勝つことを真剣に考えた結果、このチームに勝利の手助けをしてくれる数選手を選び、獲得する決断をした。競争力のあるカルチャー作りと、チームをより良くする機会をとても大事にしている」
インサイドとアウトサイドに頼れる2本の柱が並び立つ新生ブルズは、今後他チームにとって侮れない存在となるだろう。4年ぶりのプレーオフ進出はもちろん、その先の常勝チーム復活へ、大きな一歩を踏み出したことは間違いない。
構成●ダンクシュート編集部
なかでも積極的な姿勢が目立ったのが、現在19勝24敗でイースタン・カンファレンス10位のシカゴ・ブルズだ。まずオーランド・マジックとのトレードでオールスターセンターのニコラ・ヴュチェビッチとアル・ファルーク・アミヌを獲得すると、ワシントン・ウィザーズ、ボストン・セルティックスとの三角トレードではウィザーズからトロイ・ブラウンJr.、セルティックスからダニエル・タイスとジャボンテ・グリーンを獲得。ウェンデル・カーターJr.やオットー・ポーターJr.ら5選手を放出した代わりに、5人の新顔を加えた。
最大の目玉であるヴュチェビッチは、2019年と今年の2度オールスターに選ばれたリーグ屈指のビッグマン。211cmのサイズがありながら3ポイントも得意で、今季はリーグ史上初の平均20点、10リバウンド、3ポイント成功数2.5本&成功率4割超えを狙えるなど自己最高のシーズンを送っている。アウトサイドの得点源であるザック・ラビーンと並ぶ、強力な2枚看板を揃えることに成功したのだ。
その他4選手を含めた今回の補強は、ブルズが将来も見据えつつ、目の前のシーズンも勝ちにいくことを意味している。昨年の4月に運営部門の代表に就任したアルトゥラス・カルニショバスは「勝つことを真剣に考えた結果」だと語っている。
「我々はここで勝つことを真剣に考えた結果、このチームに勝利の手助けをしてくれる数選手を選び、獲得する決断をした。競争力のあるカルチャー作りと、チームをより良くする機会をとても大事にしている」
インサイドとアウトサイドに頼れる2本の柱が並び立つ新生ブルズは、今後他チームにとって侮れない存在となるだろう。4年ぶりのプレーオフ進出はもちろん、その先の常勝チーム復活へ、大きな一歩を踏み出したことは間違いない。
構成●ダンクシュート編集部