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NBA

王者レイカーズがサンズを下して対戦成績をタイに。優勝候補クリッパーズはホームでマブズに連敗<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.05.26

連覇を狙うレイカーズは星をタイに戻した一方で、初優勝を狙うクリッパーズは連敗スタートとなった。(C)Getty Images

連覇を狙うレイカーズは星をタイに戻した一方で、初優勝を狙うクリッパーズは連敗スタートとなった。(C)Getty Images

 現地時間5月25日、NBAはプレーオフ3試合を開催。ブルックリン・ネッツvsボストン・セルティックス、フェニックス・サンズvsロサンゼルス・レイカーズ、ロサンゼルス・クリッパーズvsダラス・マーベリックスの第2戦がそれぞれ行なわれた。

■ネッツvsセルティックス
 ネッツは第1クォーターでジョー・ハリスが4本の3ポイントを含む16得点、ケビン・デュラントとカイリー・アービングもそれぞれ8得点をあげ、40-26とスタートダッシュに成功。第2クォーターにはジェームズ・ハーデンが10得点とオフェンスを牽引し、前半を終えて71-47と大量リードを奪う。

 第3クォーター、セルティックスはマーカス・スマートがこのクォーターだけで19得点の集中砲火も、ネッツはデュラントが14得点、ハーデン、アービング、ブレイク・グリフィンがそれぞれ7得点とチーム全員で対抗。最終的にデュラント26得点、ハリス25得点、ハーデン20得点、アービング15得点、グリフィン11得点とバランスの取れた攻撃で130-108と快勝し、対戦成績を2勝0敗とした。
 
■クリッパーズvsマーベリックス
 2年連続の両チームによる対戦は、試合序盤から点の取り合いに。前半でクリッパーズのカワイ・レナードが30得点、ポール・ジョージが17得点を叩き出せば、マブズもルカ・ドンチッチが23得点、ティム・ハーダウェイJr.が13得点をあげ、73-71とクリッパーズ2点リードで後半へ。

 第3クォーターにドンチッチとハーダウェイJr.で24得点、チーム全体で30得点をマークしたマブズに対し、クリッパーズはフィールドゴール36.8%(7/19)、計19得点に終わり逆転を許す。第4クォーターには2桁のビハインドを背負ったクリッパーズは終盤に反撃を見せ、残り1分24秒に116-120と4点差に迫ったが、直後にハーダウェイJr.が3ポイントを決めてマブズが127-121で逃げ切りに成功。クリッパーズはレナードが41得点と爆発するも、マブズに18本(うちドンチッチとハーダウェイJr.に11本)の3ポイントを決められ、連敗スタートとなった。

■サンズvsレイカーズ
 初戦を落とした王者レイカーズは、第1クォーターでレブロン・ジェームズが10得点、第2クォーターにはデニス・シュルーダーが14得点と攻撃を牽引。さらにアンドレ・ドラモンドがダブルダブル(11得点、10リバウンド)の活躍を見せ、53-47で前半を折り返す。

 後半は初戦で13得点に終わったアンソニー・デイビスが24得点(うち14点がフリースロー)を奪取。対するサンズもこの日33得点のデビン・ブッカーや22得点のディアンドレ・エイトン、ベンチから19得点をあげたキャメロン・ペインの活躍で第4クォーターに一時逆転するも、レイカーズはレブロンやデイビスが得点を重ねて再逆転。

 デイビスが34得点、10リバウンド、7アシスト、レブロンが23得点、9アシスト、そしてシュルーダーが24得点を叩き出したレイカーズが109-102で勝利を収め、シリーズ成績を1勝1敗のタイに戻した。

 26日にはフィラデルフィア・セブンティシクサーズvsワシントン・ウィザーズ、アトランタ・ホークスvsニューヨーク・ニックス、ユタ・ジャズvsメンフィス・グリズリーズの第2戦が予定されている。

構成●ダンクシュート編集部

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