5月26日(日本時間27日)、プレーオフ1回戦第2戦が行なわれ、ニューヨーク・ニックスがアトランタ・ホークスに101-92で勝利。シリーズの対戦成績を1勝1敗とした。
初戦を2点差で落として迎えた第2戦。ホームで連敗は避けたいニックスだったが、前半で44-57と離される苦しい展開に。それでも第3クォーターを32-18と制して逆転に成功すると、第4クォーターも相手を17点に封じる堅守を見せて逆転勝利を飾った。
ニックスがプレーオフで勝利をあげるのは2013年以来8年ぶり。さらに15点差を逆転しての白星は2000年のカンファレンス・セミファイナル第6戦(対マイアミ・ヒート)以来21年ぶりだった。
大舞台から長く遠ざかっていたチームに久々の勝利を届ける立役者となったのが、今季途中から加入したデリック・ローズだ。
初戦で両軍最多となる37分44秒の出場で17得点、5アシストをあげたローズは、第2戦でもベンチから同最多の38分44秒間コートに立ち、チームハイの26得点、4アシストを記録。特にチームが逆転した第3クォーターはスターターとして起用され、2本の3ポイントを含む10得点を稼ぐと、91-91の同点で迎えた試合残り4分45秒には決勝のフローターを沈めるなど、要所で勝負強さを発揮した。
試合後、ローズは「長い間この瞬間を夢見ていた」と、ニックスの一員として初のプレーオフ勝利を噛みしめた。
「これまで、周囲から自分は以前のようにプレーできないと言われていた。しかし僕自身はどれだけの努力を費やしてきたのか分かっていた。このような状況にいることができてとても恵まれているし、幸運だ。僕は5P、Proper Preparation Prevents Poor Performance(適切な準備が悪いパフォーマンスを防ぐこと)を重視し、常に準備を怠らないよう努めている」
2011年に史上最年少でMVPに輝いてから早10年。その間、数々の大ケガに見舞われ、5度の移籍を経験した32歳は、頼れるベテランとして大舞台に帰ってきた。気心知れた恩師トム・シボドーHCの下、若手を牽引し、勝利に導く活躍を多くのファンは期待している。
構成●ダンクシュート編集部
初戦を2点差で落として迎えた第2戦。ホームで連敗は避けたいニックスだったが、前半で44-57と離される苦しい展開に。それでも第3クォーターを32-18と制して逆転に成功すると、第4クォーターも相手を17点に封じる堅守を見せて逆転勝利を飾った。
ニックスがプレーオフで勝利をあげるのは2013年以来8年ぶり。さらに15点差を逆転しての白星は2000年のカンファレンス・セミファイナル第6戦(対マイアミ・ヒート)以来21年ぶりだった。
大舞台から長く遠ざかっていたチームに久々の勝利を届ける立役者となったのが、今季途中から加入したデリック・ローズだ。
初戦で両軍最多となる37分44秒の出場で17得点、5アシストをあげたローズは、第2戦でもベンチから同最多の38分44秒間コートに立ち、チームハイの26得点、4アシストを記録。特にチームが逆転した第3クォーターはスターターとして起用され、2本の3ポイントを含む10得点を稼ぐと、91-91の同点で迎えた試合残り4分45秒には決勝のフローターを沈めるなど、要所で勝負強さを発揮した。
試合後、ローズは「長い間この瞬間を夢見ていた」と、ニックスの一員として初のプレーオフ勝利を噛みしめた。
「これまで、周囲から自分は以前のようにプレーできないと言われていた。しかし僕自身はどれだけの努力を費やしてきたのか分かっていた。このような状況にいることができてとても恵まれているし、幸運だ。僕は5P、Proper Preparation Prevents Poor Performance(適切な準備が悪いパフォーマンスを防ぐこと)を重視し、常に準備を怠らないよう努めている」
2011年に史上最年少でMVPに輝いてから早10年。その間、数々の大ケガに見舞われ、5度の移籍を経験した32歳は、頼れるベテランとして大舞台に帰ってきた。気心知れた恩師トム・シボドーHCの下、若手を牽引し、勝利に導く活躍を多くのファンは期待している。
構成●ダンクシュート編集部
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