東京五輪

プレーオフ敗退のレブロンが東京五輪の不参加を示唆「今年の夏はオリンピックの代わりに…」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.06.04

プレーオフ1回戦で敗れたレブロン。試合後には今夏の五輪への不参加を示唆した。(C)Getty Images

 6月3日(日本時間4日)に行なわれたNBAプレーオフで、昨季王者のロサンゼルス・レイカーズはフェニックス・サンズに100-113で敗戦。2勝4敗で1回戦敗退となった。

 自身初の1回戦負けとなったレイカーズのレブロン・ジェームズは試合後、サンズの選手たちと言葉を交わさずコートをあとに。だが後に、NBAの公式Twitterにて、デビン・ブッカーにサイン入りユニフォームを贈る様子が写真付きで投稿された。

 また、レブロンは今夏の東京オリンピックのアメリカ代表候補にもなっており、その動向も注目されるが、本人は代表活動への参加を辞退する意向のようだ。
 
 試合後の会見で五輪について問われたレブロンは、「今年の夏はオリンピックの代わりに"Tune Squad"でプレーするつもりだ」とコメント。Tune Squadとは今夏に公開が予定されている自身の主演映画『スペース・ジャム』(邦題:スペース・プレイヤーズ)のチームのことで、冗談交じりの発言ではあるが、五輪への参加を望んでいないというのは事実だろう。

 NBAは昨季、新型コロナウイルスの感染防止のためシーズン中断を挟み、ファイナルが行なわれたのは通常より約4か月遅い10月上旬。そこからわずか2か月半のオフ期間を経て、12月下旬に今季を迎えた。NBAファイナルでフル稼働し、今季も開幕からプレーし続けたレブロンは3月に足首のケガも経験しており、さらに36歳という加齢による疲労の蓄積も懸念される。

 レブロンはアメリカ代表として過去、五輪3大会に出場。19歳で出場した2004年は銅メダルに終わったものの、2008年と2012年は主力として金メダルを獲得している。

構成●ダンクシュート編集部
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