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NBA

ジャズのゴベアが最優秀守備選手賞を受賞!3度の戴冠は史上4人目、5年総額2億ドルの契約後に大仕事<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.06.10

ジャズのリーグ最高勝率に貢献したゴベアが3度目の最優秀守備選手賞を受賞した。(C)Getty Images

ジャズのリーグ最高勝率に貢献したゴベアが3度目の最優秀守備選手賞を受賞した。(C)Getty Images

 NBAは6月9日(日本時間10日)、2020-21シーズンの最優秀守備選手賞を発表。ユタ・ジャズのルディ・ゴベアが2年ぶり3度目の栄冠に輝いた。

 同賞を3回以上受賞したのは、ディケンベ・ムトンボ(元アトランタ・ホークスほか/4回)、ベン・ウォーレス(元デトロイト・ピストンズほか/4回)、ドワイト・ハワード(フィラデルフィア・76ers/3回)に次ぐ史上4人目。ゴベアは100人のメディア投票のうち84人から1位票を集め、2位のベン・シモンズ以下に大差をつけての受賞となった。

 今季のゴベアはディフェンシブ・リバウンドの平均(10.1)と総数(720)、ブロック数(190)でリーグ最多をマーク。守備で勝利に与えた影響力を示す指標「ディフェンシブ・ウィン・シェアーズ」と、リング近辺でフィールドゴールを封じた数(549)でもリーグトップの数字を残した。

 また、3月14日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で28リバウンド、3月22日のシカゴ・ブルズ戦で9ブロックと、両部門で1試合の自己最多を更新している。
 
 個人成績だけでなく、今季のジャズは52勝20敗(勝率72.2%)でリーグ最高勝率を記録。ゴール下の守護神として君臨したゴベアの活躍もあり、平均失点(107.2)とディフェンシブ・レーティング(107.5)でリーグ3位と軒並み高数値をマークした。

 フランス出身のゴベアは2013年のドラフト1巡目27位でデンバー・ナゲッツに指名され、当日のトレードでジャズに入団。2016-17シーズンから昨季まで4年連続でオールディフェンシブ1stチームに選ばれるなど守備でチームを支え、昨年12月にはセンターとして史上最高額となる5年総額2億500万ドル(約211億円)の延長契約を結んでいた。

■最優秀守備選手賞の投票結果一覧
(カッコ内のチーム名以降は1位票/合計ポイント。1位票=5ポイント、2位票=3ポイント、3位票=1ポイント)
1:ルディ・ゴベア(ジャズ/84/464P)
2:ベン・シモンズ(シクサーズ/15/287P)
3:ドレイモンド・グリーン(ウォリアーズ/0/76P)
4:バム・アデバヨ(ヒート/1/31P)
5:ヤニス・アデトクンボ(バックス/0/12P)
6:クリント・カペラ(ホークス/0/10P)
7:ジョエル・エンビード(シクサーズ/0/7P)
8:ドリュー・ホリデー(バックス/0/6P)
9:マイルズ・ターナー(ペイサーズ/0/3P)
10:ジミー・バトラー(ヒート/0/2P)
11:ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ(レイカーズ/0/1P)、マティス・サイブル(シクサーズ/0/1P)

構成●ダンクシュート編集部
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