6月23日(日本時間24日)、NBAプレーオフのイースタン・カンファレンス決勝第1戦が行なわれ、第5シードのアトランタ・ホークスが第3シードのミルウォーキー・バックスを116-113で下した。
試合を通じて同点7回、逆転13回という接戦を制する原動力となったのは、プレーオフ自己最多の48得点、11アシストをマークしたトレイ・ヤングだ。
22歳の若き司令塔は、前半にチームの54点中25点を叩き出すと、第3クォーターも12得点、4アシストの活躍で逆転を演出。再逆転を許した第4クォーターには自身の3点プレーやパスで味方のシュートをお膳立てし、最後は冷静にフリースローを沈めてチームに貴重な白星をもたらした。
今季が自身初のプレーオフとなるヤングだが、1回戦からその強心臓ぶりを遺憾なく発揮しており、評価もうなぎ上りだ。『ESPN』によれば、この試合で以下3つのリーグ記録を樹立したという。
・キャリア最初のプレーオフにおいて、敵地で6度の30点超えを記録
・カンファレンス決勝(1970年以前のディビジョン決勝も含む)の舞台で、22歳以下の選手として最多タイの得点を記録(もう1人は2007年のレブロン・ジェームズ)
・カンファレンス決勝(1970年以前のディビジョン決勝も含む)の舞台で、自身の得点(48点)+アシストによる得点(24点)の合計(72点)で最多を記録
ほかにも、この日ヤングが記録した48得点は1988年以降におけるプレーオフ球団最多であり、ホークスの選手としては初めて40得点、10アシスト以上を記録した選手にもなった。
今季のホークスはレギュラーシーズンこそ41勝31敗(勝率56.9%)に過ぎなかったが、プレーオフに入ると快進撃を披露。1回戦でニューヨーク・ニックス(第4シード)を4勝1敗で下すと、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ(第1シード)との準決勝も4勝3敗で乗り切った。そして今日のバックス戦も初戦を勝利。
『ESPN』のデータでは、プレーオフにおいて敵地での第1戦で3勝をあげたのは、ホークスが史上4チーム目だという。なお、最後に同条件を達成したのは、史上初めて第8シードからファイナルに進出した1999年のニックス。今も語り継がれる“ミラクル・ニックス”のように下馬評を覆し、頂上決戦の舞台に駒を進められるか。そのカギは、若き勝負師ヤングが握っている。
構成●ダンクシュート編集部
試合を通じて同点7回、逆転13回という接戦を制する原動力となったのは、プレーオフ自己最多の48得点、11アシストをマークしたトレイ・ヤングだ。
22歳の若き司令塔は、前半にチームの54点中25点を叩き出すと、第3クォーターも12得点、4アシストの活躍で逆転を演出。再逆転を許した第4クォーターには自身の3点プレーやパスで味方のシュートをお膳立てし、最後は冷静にフリースローを沈めてチームに貴重な白星をもたらした。
今季が自身初のプレーオフとなるヤングだが、1回戦からその強心臓ぶりを遺憾なく発揮しており、評価もうなぎ上りだ。『ESPN』によれば、この試合で以下3つのリーグ記録を樹立したという。
・キャリア最初のプレーオフにおいて、敵地で6度の30点超えを記録
・カンファレンス決勝(1970年以前のディビジョン決勝も含む)の舞台で、22歳以下の選手として最多タイの得点を記録(もう1人は2007年のレブロン・ジェームズ)
・カンファレンス決勝(1970年以前のディビジョン決勝も含む)の舞台で、自身の得点(48点)+アシストによる得点(24点)の合計(72点)で最多を記録
ほかにも、この日ヤングが記録した48得点は1988年以降におけるプレーオフ球団最多であり、ホークスの選手としては初めて40得点、10アシスト以上を記録した選手にもなった。
今季のホークスはレギュラーシーズンこそ41勝31敗(勝率56.9%)に過ぎなかったが、プレーオフに入ると快進撃を披露。1回戦でニューヨーク・ニックス(第4シード)を4勝1敗で下すと、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ(第1シード)との準決勝も4勝3敗で乗り切った。そして今日のバックス戦も初戦を勝利。
『ESPN』のデータでは、プレーオフにおいて敵地での第1戦で3勝をあげたのは、ホークスが史上4チーム目だという。なお、最後に同条件を達成したのは、史上初めて第8シードからファイナルに進出した1999年のニックス。今も語り継がれる“ミラクル・ニックス”のように下馬評を覆し、頂上決戦の舞台に駒を進められるか。そのカギは、若き勝負師ヤングが握っている。
構成●ダンクシュート編集部
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