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東京五輪

「日本を打ち負かすのは簡単ではない」アルゼンチン記者が代表チームに“忠告”「勝つことに集中すべき」【東京五輪】

ダンクシュート編集部

2021.08.01

ここまで日本、アルゼンチンとも勝利がないが、本日の直接対決に勝ったチームは、予選ラウンド突破が決まる。(C)Getty Images

ここまで日本、アルゼンチンとも勝利がないが、本日の直接対決に勝ったチームは、予選ラウンド突破が決まる。(C)Getty Images

 バスケットボール日本代表は、8月1日にグループリーグ最終戦としてアルゼンチン代表と対戦する。グループCに所属する両チームはここまでスロベニアとスペインに敗れて0勝2敗だが、7月31日に行なわれたアメリカとチェコ戦の結果(アメリカが119-84で勝利)を受け、勝利したチームが決勝ラウンド行きのチケットを手にする運びになった。

 緊張感が漂うなかで、アルゼンチン人のガストン・サイズ記者が、アルゼンチン/スペイン版のヤフーサイト『espanol.yahoo』で、最終戦で激突する両国について言及している。

 同記者は、まず、アルゼンチンについて、「東京五輪2020の期間中、アルゼンチンのバスケットボールチームは笑顔がなく、パフォーマンスも悪いことから、早い段階で大会を去ると思われた」と辛口評価。そのうえで次のように続けた。

「しかし現在、彼らは他のグループで起こった結果のおかげで希望を持っている。日曜日にセルヒオ・エルナンデス(ヘッドコーチ)率いるチームがグループCで日本と最後の試合を行なう。勝利した場合、準々決勝に進出する2つの3位チームのひとつの座が保証される」
 世界ランキングで日本の42位に、アルゼンチンは4位と大きな差はある。だが、サイズ記者は「アルゼンチンは日本を打ち負かす必要があるが、これは簡単なことではない」と楽な試合にはならないと予想。日本への警戒を強めている。

「アルゼンチンのフリオ・ラマス(ヘッドコーチ)の下で大きく成長したチームは、ルイ・ハチムラ(203センチ)とのユウタ・ワタナベ(206センチ)というNBAプレーヤーがいる」

 そして、サイズ記者はアルゼンチン勝利のポイントも提唱した。

「アルゼンチンにとって有利な条件は、(日本の)帰化選手のギャビン・エドワーズが右肩を負傷して、試合に出場できないかもしれないこと。ただ、代表チームにとって最も重要なことは、点差を気にすることなく、試合に勝つことだけに集中すべきということ」

 勝てば決勝トーナメント進出、負ければオリンピック敗退――。両国の命運がかかった大一番は、試合序盤から激しい戦いが期待できそうだ。

構成●ダンクシュート編集部

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