45年ぶりにオリンピックの舞台に立ったバスケットボール男子日本代表の戦いは、予選ラウンド3連敗という結果で幕を閉じた。8月3日、キャプテンとしてチームを牽引した渡邊雄太が自身のTwitterを更新し、ファンへの感謝や今大会の総括を綴った。
渡邊はまず「オリンピック3試合の応援本当にありがとうございました。無観客でしたがSNSなどを通してみなさんの応援の声はいつも僕たちに届いていました」と書き出し、大会を終えて感じた想いを語った。
「悔しい事に3連敗で終わってしまい、まだまだ世界の強豪国に勝つだけの力は足りていなかったと実感しました。ただ前回のWC(ワールドカップ)に比べて間違いなく自分達は強くなっていると感じました」
そして、2年前のワールドカップで惨敗を喫した際に、自ら「日本の恥」と発言したことを引き合いに出し、「今回のオリンピックはWCと同じ全敗という結果ですが、自分達は本気で勝ちにいってましたし、全力で戦いました」と当時からの成長を述べ、「やっと世界の強豪国相手に戦うための一歩を踏み出せた、そう感じたオリンピックでした」と綴った。
その上で、「あくまで一歩を踏み出しただけ」と今後の課題についても熱く語っている。
「他国は、練習から激しくチーム内で競い合うなど当たり前の様に昔からやっています。勝つチームになるためにはこの遅れを取り戻し、さらに追い抜かないといけません。一日や一年でどうにかなる問題ではもちろんないです。今後何年もかけてこの差を埋めなければいけません。ですが絶対にこの差は埋めれると本気で思っています」
さらに「個人的にももっともっとレベルアップが必要だと感じた」と自身のパフォーマンスについても言及。今大会、渡邊は全3試合に先発し、平均35.5分出場(チーム2位)、17.7点(同2位)、8.0リバウンド(同1位)、2.0アシスト(同4位)、1.7スティール(同1位)、1.0ブロック(同2位)と八面六臂の働きを見せたが、「僕個人のプレーは満足できるものでは一切なかったですし、またキャプテンとしてもっとチームのためにやれた部分があったかなと今振り返ると思います」とさらなる成長を誓った。
最後に、チームメイト11人の名前を挙げ、「最高のメンバーでした!またコーチ陣、裏でずっと支えてくれたスタッフ陣にも本当に感謝しています」。そして「コロナ禍という大変な状況の中、オリンピックという素晴らしい舞台でプレーさせていただけた事に本当に感謝しています。今回の経験は当たり前じゃないんだという事を常に肝に銘じ、今後も感謝の気持ちを持って生活していきます」と締めくくった。
構成●ダンクシュート編集部
渡邊はまず「オリンピック3試合の応援本当にありがとうございました。無観客でしたがSNSなどを通してみなさんの応援の声はいつも僕たちに届いていました」と書き出し、大会を終えて感じた想いを語った。
「悔しい事に3連敗で終わってしまい、まだまだ世界の強豪国に勝つだけの力は足りていなかったと実感しました。ただ前回のWC(ワールドカップ)に比べて間違いなく自分達は強くなっていると感じました」
そして、2年前のワールドカップで惨敗を喫した際に、自ら「日本の恥」と発言したことを引き合いに出し、「今回のオリンピックはWCと同じ全敗という結果ですが、自分達は本気で勝ちにいってましたし、全力で戦いました」と当時からの成長を述べ、「やっと世界の強豪国相手に戦うための一歩を踏み出せた、そう感じたオリンピックでした」と綴った。
その上で、「あくまで一歩を踏み出しただけ」と今後の課題についても熱く語っている。
「他国は、練習から激しくチーム内で競い合うなど当たり前の様に昔からやっています。勝つチームになるためにはこの遅れを取り戻し、さらに追い抜かないといけません。一日や一年でどうにかなる問題ではもちろんないです。今後何年もかけてこの差を埋めなければいけません。ですが絶対にこの差は埋めれると本気で思っています」
さらに「個人的にももっともっとレベルアップが必要だと感じた」と自身のパフォーマンスについても言及。今大会、渡邊は全3試合に先発し、平均35.5分出場(チーム2位)、17.7点(同2位)、8.0リバウンド(同1位)、2.0アシスト(同4位)、1.7スティール(同1位)、1.0ブロック(同2位)と八面六臂の働きを見せたが、「僕個人のプレーは満足できるものでは一切なかったですし、またキャプテンとしてもっとチームのためにやれた部分があったかなと今振り返ると思います」とさらなる成長を誓った。
最後に、チームメイト11人の名前を挙げ、「最高のメンバーでした!またコーチ陣、裏でずっと支えてくれたスタッフ陣にも本当に感謝しています」。そして「コロナ禍という大変な状況の中、オリンピックという素晴らしい舞台でプレーさせていただけた事に本当に感謝しています。今回の経験は当たり前じゃないんだという事を常に肝に銘じ、今後も感謝の気持ちを持って生活していきます」と締めくくった。
構成●ダンクシュート編集部