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NBA

「世代に1人のタレント」“ご意見番”がレイカーズのキーマンにデイビスを指名!「攻守両面でゲームを支配できる」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.08.27

レブロン(左)と新加入のウエストブルックに注目が集まるレイカーズだが、パーキンスはキープレーヤーにデイビス(右)を挙げた。(C)Getty Images

レブロン(左)と新加入のウエストブルックに注目が集まるレイカーズだが、パーキンスはキープレーヤーにデイビス(右)を挙げた。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・レイカーズは今夏、ラッセル・ウエストブルック、カーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワードといったオールスター経験者を獲得し、強力な陣容を完成させた。これまで議論の中心は、ウエストブルックがレブロン・ジェームズと共存できるか、周囲を生かせるか、だったが、2008年にボストン・セルティックスで優勝を経験した元NBA選手のケンドリック・パーキンスは、アンソニー・デイビスが鍵になると語った。

 レイカーズはレブロンをポイントガードに固定した2019-20シーズン、通算17回目の優勝を達成。ファイナルMVPこそレブロンが受賞したが、デイビスもマイアミ・ヒートとのファイナルで平均25.0点、10.7リバウンド、3.2アシストを記録し、デンバー・ナゲッツとのカンファレンス決勝第2戦では、劇的な決勝ブザービーターを沈めるなど、タイトル獲得に大きく貢献した。

 連覇を目指した昨季はプレーオフ1回戦でフェニックス・サンズに屈したが、デイビスがシーズン中に右足アキレス腱とふくらはぎの故障で長期離脱を余儀なくされ、サンズとのシリーズでも鼠径部を痛めてフル稼働できなかったのが響いた。

 巨大戦力を有する新生レイカーズの話題の中心は、主にレブロン、ウエストブルック、カーメロ・アンソニーだが、現役引退後は“ご意見番”として活躍するパーキンスは、『Uninterrupted』のポッドキャスト“Road Trippin”でデイビスをキーマンに挙げている。
 
「アンソニー・デイビスは健康体なら巨人だ。世代に1人のタレントと言っていい。攻守両面でゲームを支配できる。スキルもあって、彼のようなビッグマンは見たことがない」

「どのチームがお気に入り?」との問いに、パーキンスは迷わずレイカーズを選択。「パーク(パーキンス)、あなたは他のチームが7ゲームシリーズでレイカーズに勝つのは難しいと思っている?」と尋ねられると、「イエス!」と即答した。

「レブロンやウエストブルックがローポストにいる時、いったい誰がデイビスを止めるんだい? 彼は来シーズン、まったく別のミッションを成し遂げに戻ってくるだろう。デイビスがMVPを獲得すると思う。俺はそう信じている」

 同番組には、16年にクリーブランド・キャバリアーズでレブロンとリーグ優勝を経験している元NBA選手のリチャード・ジェファーソンも出演。ジェファーソンは、自身が推すブルックリン・ネッツを引き合いに出しながら、「もし、デイビスがベストプレーヤー、あるいは(リーグの)トップ3プレーヤーのような働きを見せるとすれば、ネッツに止める術はない。ただ、私はデイビスが現時点でトップ3プレーヤーだとは思わない」と見解を述べた。

 ポテンシャルはピカイチながら、ケガと隣り合わせのキャリアを送ってきたデイビス。レブロン、ウエストブルック、カーメロら実力者が揃うなかで、チームを勝利に導くことができるか、注目が集まる。

構成●ダンクシュート編集部
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