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35歳以上が6人、平均年齢31.6歳。海外メディアがスター軍団レイカーズの“高齢化”を指摘<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.09.01

36歳のレブロン(左)、37歳のカーメロ(右)をはじめ今季のレイカーズはベテランが多く、平均年齢は31.6歳となっている。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・レイカーズは今夏に、ラッセル・ウエストブルック、カーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワード、ラジョン・ロンドとオールスター経験を持つベテランを次々と獲得し、巨大戦力を整えた。

 一方で、やはり気になるのは"高齢化"だ。米スポーツ専門メディア『Clutch Points』は、「ショッキングな年齢スタッツ」と題して取り上げている。

 レイカーズはリーグ2連覇を目指した昨季、レギュラーシーズンでレブロン・ジェームズが高位足関節捻挫、アンソニー・デイビスが右足アキレス腱とふくらはぎの怪我で長期離脱。ポストシーズンには間に合ったものの、二枚看板が本調子には程遠く、プレーオフ1回戦でフェニックス・サンズに2勝4敗で屈し、あっけなく姿を消した。

 王座奪還を期す新シーズンに向けて、電撃トレードでウエストブルックを迎え入れ、カーメロ、ハワード、ロンド、アリーザら熟練のベテランたちをフリーエージェントで獲得しているが、気になるのはさらに進む高齢化だ。

 レイカーズは契約保証下にある14選手の平均年齢は31.64歳とかなり高齢。さらに、年齢の高い選手トップ12のうち、6人がレイカーズ所属という状況になっている。

■NBAの高齢プレーヤーTOP12(9月1日時点、チーム名は略称)
1位:ユドニス・ハズレム(ヒート/41歳84日)
2位:アンドレ・イグダーラ(ウォリアーズ/37歳216日)
3位:カーメロ・アンソニー(レイカーズ/37歳95日)
4位:レブロン・ジェームズ(レイカーズ/36歳245日)
5位:マーク・ガソル(レイカーズ/36歳215日)
6位:ポール・ミルサップ(無所属/36歳203日)
7位:PJ・タッカー(ヒート/36歳119日)
8位:クリス・ポール(サンズ/36歳118日)
9位:タージ・ギブソン(ニックス/36歳69日)
10位:トレバー・アリーザ(レイカーズ/36歳63日)
11位:ドワイト・ハワード(レイカーズ/35歳267日)
12位:ラジョン・ロンド(レイカーズ/35歳日191日)
 
『Clutch Points』は、レイカーズを"年寄りチーム"として、懸念材料を指摘している。

「レイカーズはベテランでロースターを埋め、多くの批判を受けている。カーメロ・アンソニー・からラジョン・ロンドまで、彼らの全盛期は10年か、それ以上前だ。昨シーズン、ケガに苦しんだなかで、チームの平均年齢を上げることは危険な動きにも思える。しかし、ベテランキャストがいることは、健康を保てれば、ポストシーズンやチャンピオンシップの経験は役立つ可能性がある」

 完全FAとなっている36歳のミルサップ獲得にも関心を示していると報道があったレイカーズ。いかにレギュラーシーズンの消耗を抑え、ポストシーズンに力を注げるか、フランク・ヴォーゲル・ヘッドコーチの手腕の見せどころとなりそうだ。

構成●ダンクシュート編集部
 
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