専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

ネッツがディアンドレ・ジョーダンを放出、レイカーズ入りが濃厚か<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.09.06

ネッツからピストンズへ放出されたジョーダン。バイアウト後、レイカーズ入りが濃厚だ。(C)Getty Images

ネッツからピストンズへ放出されたジョーダン。バイアウト後、レイカーズ入りが濃厚だ。(C)Getty Images

 遡ること2年前、2019年夏。ブルックリン・ネッツはケビン・デュラント、カイリー・アービング、ディアンドレ・ジョーダンとの契約を発表し、一躍オールスター軍団と化した。

 2016年夏のリオデジャネイロ五輪でアメリカ代表として共闘し、金メダルを獲得した3選手をロースターに加えて優勝候補に名乗りを上げたのだが、当時デュラントはアキレス腱を断裂していたこともあり、2019-20シーズンを全休。アービングはキャリアハイの平均27.4点に5.2リバウンド、6.4アシストをマークするも右肩のケガで一足早くシーズンを終え、ジョーダンも平均8.3点、10.0リバウンドの成績にとどまった。

 そしてデュラント、アービングが完全復活を遂げた昨季、ネッツはジェームズ・ハーデンをトレードで獲得してビッグ3を形成すると、その後もブレイク・グリフィン、ラマーカス・オルドリッジを加えスーパーチーム化。しかしプレーオフではケガに泣き、カンファレンス・セミファイナル最終戦で敗れる結果となった。
 
 迎えた今夏、ネッツは5チーム間の大型トレードでスペンサー・ディンウィディーをワシントン・ウィザーズへ手放し、FA(フリーエージェント)のパティ・ミルズ、ジェームズ・ジョンソン、ポール・ミルサップを獲得。ブルース・ブラウンがクォリファイングオファーを受け入れて残留し、グリフィンとは再契約、さらには今年4月に健康上の問題を理由に引退したオルドリッジも復帰し、再び豪華戦力を整えることに成功した。

 そんななか、去就が注目されていたのがジョーダンだ。昨季はレギュラーシーズン終盤にローテーションから外れ、プレーオフでは1試合もコートに立てなかっただけに、残り2シーズンで約2000万ドル(約21億8000万円)の契約を残すベテランとバイアウトすることも噂されていた。

 ショーン・マークスGM(ゼネラルマネージャー)は「このチームの選手たちは皆、いつだって(トレードトークの)議論の対象になっていると思う。それがレポートされたかどうかに関係なく、私は決まり文句のように言いたくはないのだが、(トレードの)対象に入っていることに感謝している」と8月16日(日本時間17日、日付は以下同)に『The New York Post』へ語っており、ジョーダンについてもこう口にしていた。
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号