今夏の移籍市場において主役を演じているのは、間違いなくロサンゼルス・レイカーズだ。“Mr.トリプルダブル”ラッセル・ウエストブルックのトレードを合意に至らせ、カーメロ・アンソニーとドワイト・ハワードの完全FA(フリーエージェント)組も契約合意。昨季に連覇を逃した“元王者”は、早くも優勝候補筆頭とも呼ぶべき補強を行なっている。
そんななか、米放送局『ESPN』の番組「The Jump」では、「ネッツとレイカーズ、どちらが優れたビッグ3か?」というテーマで議論が行なわれた。
ブルックリン・ネッツには昨季、ケビン・デュラント(32歳)、カイリー・アービング(29歳)、ジェームズ・ハーデン(31歳)の超攻撃的ビッグ3が誕生。プレーオフではカンファレンス準決勝でミルウォーキー・バックスに敗れたが、3人が揃った時の破壊力は実証されている。そして一方のレイカーズには、レブロン・ジェームズ(36歳)、デイビス(28歳)、ウエストブルック(32歳)のトリオが完成。この2組が比較対象となった。
2008年、ボストン・セルティックスでケビン・ガーネット、ポール・ピアース、レイ・アレンのビッグ3とともにリーグ優勝を経験し、現在は『ESPN』のアナリストを務めるケンドリック・パーキンスは「俺はレイカーズに軍配を上げる」と主張する。
「なぜなら、彼らにはアンソニー・デイビスがいる。彼が明確な差をつけるファクターだ。健康体であれば、攻守両面でゲームを支配できる。ネッツはデュラント、ハーデン、アービングと全員がオフェンシブな選手だ。でも、レイカーズはレブロン、ウエストブルックを攻撃的だと判断しても、デイビスは違う。彼は1試合40得点、18リバウンド、5~6ブロック、4スティールが可能な男だ。ディフェンスにおけるインパクトは、レイカーズ優勢を決定づけるものだ」
これに対し、2016-17シーズンにゴールデンステイト・ウォリアーズでステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーン、デュラントとともにチャンピオンリングを手にしたマット・バーンズは、“ネッツ有利”の立場に回った。
「ラス(ウエストブルック)はハート&ソウルだし、レブロンは信じられないプレーを今も見せている。ただ、私は心底レイカーズファンだが、その意見には同意できない。ネッツの3人は年齢、シュート力で優位だと思う。あの精度は驚異だ。ジェームズ・ハーデンは非常にタフで、今年の(ハムストリングの)ケガはむしろ不測の事態。カイリーは爆発力があり、ケビン・デュラントは自分のやるべき時間になれば、さらにギアを上げてくる」
そんななか、米放送局『ESPN』の番組「The Jump」では、「ネッツとレイカーズ、どちらが優れたビッグ3か?」というテーマで議論が行なわれた。
ブルックリン・ネッツには昨季、ケビン・デュラント(32歳)、カイリー・アービング(29歳)、ジェームズ・ハーデン(31歳)の超攻撃的ビッグ3が誕生。プレーオフではカンファレンス準決勝でミルウォーキー・バックスに敗れたが、3人が揃った時の破壊力は実証されている。そして一方のレイカーズには、レブロン・ジェームズ(36歳)、デイビス(28歳)、ウエストブルック(32歳)のトリオが完成。この2組が比較対象となった。
2008年、ボストン・セルティックスでケビン・ガーネット、ポール・ピアース、レイ・アレンのビッグ3とともにリーグ優勝を経験し、現在は『ESPN』のアナリストを務めるケンドリック・パーキンスは「俺はレイカーズに軍配を上げる」と主張する。
「なぜなら、彼らにはアンソニー・デイビスがいる。彼が明確な差をつけるファクターだ。健康体であれば、攻守両面でゲームを支配できる。ネッツはデュラント、ハーデン、アービングと全員がオフェンシブな選手だ。でも、レイカーズはレブロン、ウエストブルックを攻撃的だと判断しても、デイビスは違う。彼は1試合40得点、18リバウンド、5~6ブロック、4スティールが可能な男だ。ディフェンスにおけるインパクトは、レイカーズ優勢を決定づけるものだ」
これに対し、2016-17シーズンにゴールデンステイト・ウォリアーズでステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーン、デュラントとともにチャンピオンリングを手にしたマット・バーンズは、“ネッツ有利”の立場に回った。
「ラス(ウエストブルック)はハート&ソウルだし、レブロンは信じられないプレーを今も見せている。ただ、私は心底レイカーズファンだが、その意見には同意できない。ネッツの3人は年齢、シュート力で優位だと思う。あの精度は驚異だ。ジェームズ・ハーデンは非常にタフで、今年の(ハムストリングの)ケガはむしろ不測の事態。カイリーは爆発力があり、ケビン・デュラントは自分のやるべき時間になれば、さらにギアを上げてくる」