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「リスペクトに欠けている」ザイオンが人気ゲームのレブロンのレーティングに不満「僕なら99を与える」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.09.14

ザイオン(右)がレブロンのゲーム内のレーティングについて「リスペクトに欠けている」と不満を訴えた。(C)Getty Images

 世界中から熱烈な支持を集める超人気ゲーム『NBA 2K』。シリーズ最新作の「NBA 2K22」は9月10日に発売され、今年も選手の能力値を表すレーティングに賛否両論が飛び交っている。

 今年のレーティングトップ10は下記の通り(チーム名は略称)。

■「NBA 2K22」レーティングトップ10
1位:レブロン・ジェームズ(レイカーズ):96
ー:ケビン・デュラント(ネッツ):96
ー:ヤニス・アデトクンボ(バックス):96
ー:ステフィン・カリー(ウォリアーズ):96
5位:カワイ・レナード(クリッパーズ):95
ー:ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ):95
ー:ジョエル・エンビード(シクサーズ):95
8位:ルカ・ドンチッチ(マブズ):94
ー:ジェームズ・ハーデン(ネッツ):94
ー:デイミアン・リラード(ブレイザーズ):94

 トップ10にはリーグ屈指の実力者たちが名を連ねているのだが、デュラントは先日『NBA 2K』へ「俺はめちゃくちゃハードに練習している。すべてのことをハイレベルでこなせるんだ。だから俺は自分が99(最高値)であるべきだ」とコメント。

 するとレブロンはデュラント、カリーのレーティングについて「いやぁ、99にすべきだろ!」とツイッターで反応。どちらもリーグのトッププレーヤーだけに、その意見はあながち間違ってはいない。
 
 また、ニューオリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンは、レーティングで89、ダンクでトップの97という好評価を得たが、『Just Playin' with Taylor Rooks』出演時に自身よりもレブロンのレーティングに納得していないことを語った。

「彼がゲームでどれほど素晴らしいことをやってきたのか、リスペクトに欠けている。僕ならレブロンには99を与えるね。彼がバスケットボール界でどんなことを成し遂げてきたのか、それは他の誰とも比較できないものなんだ」

 今回、現役トップタイとなる96のレーティングを手にしたレブロン、デュラント、アデトクンボ、カリーはいずれもシーズンMVPと優勝を勝ち取った実績を誇る。

 なかでもレブロンはキャリア18年目の昨季に平均25.0点、7.7リバウンド、7.8アシスト、1.1スティールを記録。昨季平均25.0点、7.0リバウンド、7.0アシスト以上をクリアしたのはヨキッチ(95)のみということからも、恐るべき数字と言える。

 もっとも、このレーティングはレギュラーシーズン開幕後も変動することから、シーズン中に順位が変わる可能性もある。デュラントやレブロン、ザイオンといった選手たちが、開幕前の評価をさらに引き上げることができるか見ものだ。

文●秋山裕之(フリーライター)
 
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