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NBA

グリフィンがデュラントの“異次元の得点力”に驚嘆「相手が誰だろうとまったく関係ないんだ」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.09.13

「ディフェンダーが誰だろうと関係ない」とグリフィン(左)はデュラント(右)の“凄み”を語った。(C)Getty Images

「ディフェンダーが誰だろうと関係ない」とグリフィン(左)はデュラント(右)の“凄み”を語った。(C)Getty Images

 NBAの歴代平均得点ランキングを見てみると、1位に君臨するのがマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか/30.12点)で、以下ウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア/現ゴールデンステイト・ウォリアーズほか/30.07点)、エルジン・ベイラー(元ロサンゼルス・レイカーズ/27.36点)、ジェリー・ウエスト(元レイカーズ/27.03点)と続く。そして5位にランクするのが、ブルックリン・ネッツのケビン・デュラント(27.02点)だ。

 7フッター(公称は208cm)の高い打点から繰り出される正確無比なジャンパーは止めようがなく、キャリア通算のシュート成功率はフィールドゴールが49.4%、3ポイントが38.4%、フリースローも88.3%と高精度。加えて優れたハンドリングとスピード、広いストライドを生かしたドライブもアンストッパブル。現役最高のスコアラーであることに疑いの余地はなく、その気になれば自身5度目の得点王も手にできるだろう。
 
 そんなデュラントの“凄み”を、昨季途中にネッツに加入してチームメイトとなったブレイク・グリフィンも肌で感じているようだ。ロサンゼルス・クリッパーズ時代の元同僚JJ・レディックがホストを務めるポッドキャスト番組『The Old Man and The Three』に出演したグリフィンは、デュラントのオフェンススキルについてこう話した。

「スピンムーブだとかタフショットとか、そういう話じゃない。彼はディフェンダーが誰であろうとまったく関係ないんだ。ケビン・デュラントほど誰(の守備)にも影響されない選手は観たことがないよ」

 練習や試合で間近で見ているグリフィンを唸らせるほどの、デュラントの卓越したオフェンスパフォーマンス。昨プレーオフのミルウォーキー・バックスとのイースタン・カンファレンス準決勝では、主力に故障者が相次ぐなか、鬼気迫るプレーで第5戦は49得点、第7戦も48得点を叩き出したのは記憶に新しい。今季もそのオフェンス力を余すことなく発揮し、ネッツを球団初優勝に導いてほしいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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