ステフィン・カリーとケビン・デュラント。2021-22シーズンのNBAの序盤戦は、この2人が話題の中心にいると言っていいだろう。
カリー率いるゴールデンステイト・ウォリアーズは現在15勝2敗(勝率88.2%)で、リーグ首位を快走。デュラントを擁するブルックリン・ネッツも12勝5敗(勝率70.6%)でイースタン・カンファレンス首位タイにつけており、両チームとも好調を維持している。加えて得点王レースではデュラントが平均28.6点でトップに君臨し、カリーも2位の平均28.4点と肉薄。そして『NBA.com』が発表した最新のシーズンMVP予想では、カリーが最有力候補で次点がデュラントと、甲乙つけがたいパフォーマンスを披露している。
そのため、識者やファンの間では“どちらが優れた選手か”という議論が過熱。レジェンドのドゥエイン・ウェイド(元マイアミ・ヒート)は「目を閉じて選んでもいいくらい難しいが、自分がゼネラルマネージャーだとしてチームを作るならステフ(カリーの愛称)を選ぶ」と話していたが、『ESPN』の名物コメンテーターであるスティーブン・A・スミス氏も同じ意見のようだ。出演した『NBA Countdown』のなかでこう話している。
「KD(デュラントの愛称)はスーパースターだし、ステフもそうだ。違いと言えば、ステフの方が優れたリーダーだということだな。
KDはオクラホマシティ・サンダー時代、ラッセル・ウエストブルック(現ロサンゼルス・レイカーズ)との間にリーダーの座を巡る争いがあった。ゴールデンステイトに行った時は、リーダーである必要が明らかになかった。そしてKDはカイリー(アービング)を追ってブルックリンに行った。彼はフランチャイズを背負っていこうという姿勢を示したことがないんだ」
確かに、低迷期も黄金期も常にチームを背負ってきたウォリアーズ一筋のカリーに対し、サンダー以降はウォリアーズ、ネッツとパワーハウスを渡り歩いているデュラントでは、リーダーシップに差があるのかもしれない。
いずれにせよ、今季のファイナルがウォリアーズとネッツの顔合わせとなれば、そこで“どちらが優れた選手か”という議論に決着が着くことだろう。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】プレーでもルックスでもファンを魅了!NBA史上最高のシューター、ステフィン・カリーの厳選ショット!
カリー率いるゴールデンステイト・ウォリアーズは現在15勝2敗(勝率88.2%)で、リーグ首位を快走。デュラントを擁するブルックリン・ネッツも12勝5敗(勝率70.6%)でイースタン・カンファレンス首位タイにつけており、両チームとも好調を維持している。加えて得点王レースではデュラントが平均28.6点でトップに君臨し、カリーも2位の平均28.4点と肉薄。そして『NBA.com』が発表した最新のシーズンMVP予想では、カリーが最有力候補で次点がデュラントと、甲乙つけがたいパフォーマンスを披露している。
そのため、識者やファンの間では“どちらが優れた選手か”という議論が過熱。レジェンドのドゥエイン・ウェイド(元マイアミ・ヒート)は「目を閉じて選んでもいいくらい難しいが、自分がゼネラルマネージャーだとしてチームを作るならステフ(カリーの愛称)を選ぶ」と話していたが、『ESPN』の名物コメンテーターであるスティーブン・A・スミス氏も同じ意見のようだ。出演した『NBA Countdown』のなかでこう話している。
「KD(デュラントの愛称)はスーパースターだし、ステフもそうだ。違いと言えば、ステフの方が優れたリーダーだということだな。
KDはオクラホマシティ・サンダー時代、ラッセル・ウエストブルック(現ロサンゼルス・レイカーズ)との間にリーダーの座を巡る争いがあった。ゴールデンステイトに行った時は、リーダーである必要が明らかになかった。そしてKDはカイリー(アービング)を追ってブルックリンに行った。彼はフランチャイズを背負っていこうという姿勢を示したことがないんだ」
確かに、低迷期も黄金期も常にチームを背負ってきたウォリアーズ一筋のカリーに対し、サンダー以降はウォリアーズ、ネッツとパワーハウスを渡り歩いているデュラントでは、リーダーシップに差があるのかもしれない。
いずれにせよ、今季のファイナルがウォリアーズとネッツの顔合わせとなれば、そこで“どちらが優れた選手か”という議論に決着が着くことだろう。
構成●ダンクシュート編集部
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