現地時間12月8日(日本時間9日、日付は以下同)、ゴールデンステイト・ウォリアーズはホームでポートランド・トレイルブレイザーズと対戦し104-94で勝利。今季25試合を終えて21勝4敗(勝率84.0%)とし、リーグ単独首位に浮上した。
この試合では、ステフィン・カリーが3ポイントのNBA記録を塗り替えるかという点に大きな注目が集まっていた。
カリーは11月12日のシカゴ・ブルズ戦で9本の3ポイントを決め、レギュラーシーズンとプレーオフの合計成功数でレイ・アレン(元シアトル・スーパーソニックスほか)が保持していた3358本を突破。NBA史上1位へと躍り出た。
そして現在注目を集めているのは、レギュラーシーズンの通算成功数。カリーはブレイザーズ戦を前に2958本を積み上げ、アレンが持つ歴代記録(2973本)更新まであと16本に迫っていた。
チームメイトのクレイ・トンプソンが持つ1試合最多成功数(14本)を上回る、16本を一気に成功させて新記録を樹立する可能性について、「何だって起こり得る……。クレイジーなことだって起こるのさ」と語っていたカリーは、その言葉を実現するかのように序盤からシュートを多投。
しかし、試合開始から4本連続でリングに嫌われるなど、この日のタッチは今ひとつ。最終的に17本の3ポイントを放ったものの、成功は6本にとどまり、新記録達成は次戦以降にお預けとなった。
試合はデイミアン・リラードとCJ・マッカラムの2枚看板を欠いているブレイザーズに対し、地力に勝るウォリアーズが後半にリードを広げて順当勝ち。22得点をあげたカリーをはじめ、ジョーダン・プールが20得点、オットー・ポーターJr.が15得点、アンドリュー・ウィギンズが14得点とバランスのいい攻撃を展開した。
ウォリアーズは次戦から5試合のロード遠征がスタート。新記録まであと10本に迫ったカリーは、ケガでもない限りこのうちのどこかでアレンの記録を破ることは間違いないだろう。まずは11日、フィラデルフィア・76ers戦に注目だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
この試合では、ステフィン・カリーが3ポイントのNBA記録を塗り替えるかという点に大きな注目が集まっていた。
カリーは11月12日のシカゴ・ブルズ戦で9本の3ポイントを決め、レギュラーシーズンとプレーオフの合計成功数でレイ・アレン(元シアトル・スーパーソニックスほか)が保持していた3358本を突破。NBA史上1位へと躍り出た。
そして現在注目を集めているのは、レギュラーシーズンの通算成功数。カリーはブレイザーズ戦を前に2958本を積み上げ、アレンが持つ歴代記録(2973本)更新まであと16本に迫っていた。
チームメイトのクレイ・トンプソンが持つ1試合最多成功数(14本)を上回る、16本を一気に成功させて新記録を樹立する可能性について、「何だって起こり得る……。クレイジーなことだって起こるのさ」と語っていたカリーは、その言葉を実現するかのように序盤からシュートを多投。
しかし、試合開始から4本連続でリングに嫌われるなど、この日のタッチは今ひとつ。最終的に17本の3ポイントを放ったものの、成功は6本にとどまり、新記録達成は次戦以降にお預けとなった。
試合はデイミアン・リラードとCJ・マッカラムの2枚看板を欠いているブレイザーズに対し、地力に勝るウォリアーズが後半にリードを広げて順当勝ち。22得点をあげたカリーをはじめ、ジョーダン・プールが20得点、オットー・ポーターJr.が15得点、アンドリュー・ウィギンズが14得点とバランスのいい攻撃を展開した。
ウォリアーズは次戦から5試合のロード遠征がスタート。新記録まであと10本に迫ったカリーは、ケガでもない限りこのうちのどこかでアレンの記録を破ることは間違いないだろう。まずは11日、フィラデルフィア・76ers戦に注目だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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