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NBA

デュラントとカリーが10/11月の月間MVPに選出!ともにチームを上位に導き、得点王レースを牽引<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.12.03

シーズン最初の月間MVPに輝いたネッツのデュラント(左)とウォリアーズのカリー(右)。熾烈な得点王争いにも注目だ。(C)Getty Images

シーズン最初の月間MVPに輝いたネッツのデュラント(左)とウォリアーズのカリー(右)。熾烈な得点王争いにも注目だ。(C)Getty Images

 現地時間12月2日(日本時間3日、日付は以下同)、NBAが10/11月の月間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからブルックリン・ネッツのケビン・デュラント、ウエスタン・カンファレンスからゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが選出された。

 10月19日の開幕から11月までの期間中、20試合に出場したデュラントはリーグトップの平均28.6点、7.5リバウンド、5.6アシストをマーク。チームをイースト首位の15勝6敗に導き、2017年1月以来15回目、ネッツ移籍後では初の月間MVPに輝いた。

 1試合を除く19試合で20点以上をあげるなど抜群の安定感を誇る33歳は、フィールドゴール成功率53.9%と14年目にして自己最高ペースを更新。3ポイント成功率38.9%、フリースロー成功率86.3%とも上々で、平均得点はオクラホマシティ・サンダー時代以来、自身3番目のハイアベレージだ。

 ネッツはワクチン接種の問題で開幕からカイリー・アービングを欠いているが、頼れるエースの活躍もあり、シーズン最初の20試合(14勝6敗)とロード10試合(8勝2敗)で球団史上最高のスタートを記録している。
 
 そのデュラントと得点王レースを牽引するカリーは、20試合の出場で平均27.8点、5.7リバウンド、6.6アシスト、1.8スティールをマーク。ウォリアーズをリーグトップタイの18勝3敗に導く原動力となり、昨季の4月と5月に続く3か月連続、通算10回目の受賞となった。

 カリーはここまで4度の40点超えをマークしており、11月8日のアトランタ・ホークス戦では今季リーグ最多の50得点を奪取。代名詞の3ポイントはリーグ最多の108本を沈めて成功率41.2%、フリースロー成功率はリーグベストの94.3%とハイペースで得点を量産している。

 なお、キャリア通算の3ポイント成功数は現在2940本。歴代1位のレイ・アレンまで残り33本に迫っており、平均5.4本を記録する現在のペースなら6~7試合後にはトップに浮上することになる。

 そのほか、10/11月の候補者は以下の通り。
■イースト:ジャレット・アレン、ダリアス・ガーランド(ともにクリーブランド・キャバリアーズ)、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、ラメロ・ボール(シャーロット・ホーネッツ)、デマー・デローザン、ザック・ラビーン(ともにシカゴ・ブルズ)、タイリース・マキシー(フィラデルフィア・76ers)、トレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)

■ウエスト:デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)、ルカ・ドンチッチ、クリスタプス・ポルジンギス(ともにダラス・マーベリックス)、ポール・ジョージ(ロサンゼルス・クリッパーズ)、二コラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)、ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)、カール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)

構成●ダンクシュート編集部
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