ブルックリン・ネッツは今季、ケビン・デュラント、ジェームズ・ハーデン、カイリー・アービング、ラマーカス・オルドリッジといった主力選手たちが新型コロナウイルスの安全衛生プロトコル入りしたことで3試合が延期に。さらに、ジョー・ハリスが足首を痛めて戦線離脱と、厳しい状況に立たされてきた。
それでも、現地時間12月28日を終えた時点でチームは23勝9敗(勝率71.9%)でイースタン・カンファレンス首位と上々の戦いを見せている。特にハーデンはプロトコルから復帰後の2試合で平均37.5点、9.0リバウンド、12.5アシスト、フィールドゴール50.0%、3ポイント41.2%、フリースロー81.8%と好プレーを披露している。
当のハーデンも「自信は深まっている。そしてこのチームにはKD(デュラント)、ラマーカス、カイ(アービング)、ハリスが加わるんだ。俺からすれば、彼らはこのチームのトッププレーヤーのうちの4人なんだ」と自信を覗かせる。
さらに今季チームで唯一フル出場しているパティ・ミルズも「この1週間はいろんなことが起きた。皆が戻ってくるのが楽しみだし、そのうち何人かが帰ってくるだけでもいいエナジーをもたらすだろうね」と期待を膨らませている。
デュラントとオルドリッジは30日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦から出場できる見込みだ。
アービングについては、スティーブ・ナッシュ・ヘッドコーチがコンディション強化のため「1、2週間」を要すると話していたことから、年明けからアウェーゲームへ出場する見込みだという。
ここ7戦で6勝をマークするネッツ好調の要因は、リーグ5位のディフェンシブ・レーティング(106.4)を残していることが大きい。ただその一方で、オフェンシブ・レーティング(110.3)はリーグ11位にとどまっている。
それを改善させる起爆剤として期待がかかるアービングは新型コロナのワクチン未接種のため、ホームゲームとニューヨーク・ニックス戦、トロント・ラプターズ戦で出場できないことから、今季初出場は最短で1月5日のインディアナ・ペイサーズ戦となる。
昨季54試合の出場に終わったとはいえ、29歳のスコアリングガードは平均26.9点、4.8リバウンド、6.0アシスト、1.4スティール、フィールドゴール50.6%、3ポイント40.2%、フリースロー92.2%という好成績を残した実力者。
自由自在のボールハンドリングから繰り出す華麗なムーブの数々、高精度なシュート力と勝負強さを兼備したアービングが復帰することで、ネッツの勢いはさらに加速するに違いない。
文●秋山裕之(フリーライター)
それでも、現地時間12月28日を終えた時点でチームは23勝9敗(勝率71.9%)でイースタン・カンファレンス首位と上々の戦いを見せている。特にハーデンはプロトコルから復帰後の2試合で平均37.5点、9.0リバウンド、12.5アシスト、フィールドゴール50.0%、3ポイント41.2%、フリースロー81.8%と好プレーを披露している。
当のハーデンも「自信は深まっている。そしてこのチームにはKD(デュラント)、ラマーカス、カイ(アービング)、ハリスが加わるんだ。俺からすれば、彼らはこのチームのトッププレーヤーのうちの4人なんだ」と自信を覗かせる。
さらに今季チームで唯一フル出場しているパティ・ミルズも「この1週間はいろんなことが起きた。皆が戻ってくるのが楽しみだし、そのうち何人かが帰ってくるだけでもいいエナジーをもたらすだろうね」と期待を膨らませている。
デュラントとオルドリッジは30日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦から出場できる見込みだ。
アービングについては、スティーブ・ナッシュ・ヘッドコーチがコンディション強化のため「1、2週間」を要すると話していたことから、年明けからアウェーゲームへ出場する見込みだという。
ここ7戦で6勝をマークするネッツ好調の要因は、リーグ5位のディフェンシブ・レーティング(106.4)を残していることが大きい。ただその一方で、オフェンシブ・レーティング(110.3)はリーグ11位にとどまっている。
それを改善させる起爆剤として期待がかかるアービングは新型コロナのワクチン未接種のため、ホームゲームとニューヨーク・ニックス戦、トロント・ラプターズ戦で出場できないことから、今季初出場は最短で1月5日のインディアナ・ペイサーズ戦となる。
昨季54試合の出場に終わったとはいえ、29歳のスコアリングガードは平均26.9点、4.8リバウンド、6.0アシスト、1.4スティール、フィールドゴール50.6%、3ポイント40.2%、フリースロー92.2%という好成績を残した実力者。
自由自在のボールハンドリングから繰り出す華麗なムーブの数々、高精度なシュート力と勝負強さを兼備したアービングが復帰することで、ネッツの勢いはさらに加速するに違いない。
文●秋山裕之(フリーライター)