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NBA

私生活でも異彩を放ったコビー。アリナスがバトラー邸で起きた仰天エピソードを明かす<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.01.05

コビー(右)とは友であり良きライバルだったアリナス(左)が、“孤高のスター”の仰天エピソードを明かした。(C)Getty Images

コビー(右)とは友であり良きライバルだったアリナス(左)が、“孤高のスター”の仰天エピソードを明かした。(C)Getty Images

 現役時代のギルバート・アリナスは、ワシントン・ウィザーズのエースとして2000年代を彩ったスター選手の1人だった。そんなスコアリングガードが、友として、そしてライバルとして鎬を削った名手コビー・ブライアントの異色のエピソードを明かしている。

 アリナスがNBAでプレーした2001~12年の間、コビーとは計16回対戦(コビーの9勝、アリナス7勝)し、2006年12月の直接対決ではキャリアハイの60得点をマーク。2020年1月にコビーが不慮のヘリコプター墜落事故で命を落とした直後、NBAやカレッジ、そして子どもたちの指導をするべきだと生前に言われていたことをインスタグラムに綴り、その教え通りサウスカロライナのユーススクールにも参加していた。

 アリナスは『VladTV』のインタビューで、コビーとの出来事をいくつか回想。60得点をあげた試合に関しては「あれは戦争だったな。(コビーは)ディフェンスで俺を仕留めにきた。俺も引くつもりはなかったから、完全に1対1のゲームだったね」と振り返った。
 
 また、ウィザーズ時代に同僚だったカロン・バトラーから聞いたというエピソードは驚きの内容となっている。バトラーはコビーを自身の誕生パーティーに招待したが、バトラー宅に到着したコビーは、バトラーや家族をはじめ、すべての人を一旦はけさせ、セキュリティチームに家の中を確認させたという。

「コビーはセキュリティを連れてやってきて、『家から出て』と言ったそうだ。みんなを家から追い出し、問題ないかを確認すべくセキュリティチェックを行なった後、みんなを家の中に戻した。カロン・バトラーは『“ここは俺の家だぜ”と思いながら、外で座ってその光景を見ていた』と言っていたよ。それが“コビー流”なんだ」

 バスケットボールでどこまでもストイックだったことで知られたコビーだが、プライベートにおいても異彩を放っていたようだ。

構成●ダンクシュート編集部

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