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「シュートに自信を深めている」八村塁の3ポイント成功率に米メディアが熱視線!「成長を目の当たりにしている」

THE DIGEST編集部

2022.02.15

NBAで3年目のシーズンを迎えた八村。さらなる飛躍に期待がかかる。(C)Getty Images

 ワシントン・ウィザーズの八村塁は、1月9日の初出場以降、ここまで主にベンチスタートながらも全ゲームでコートに立っている。チームは、先月末から6連敗を喫するなど波に乗ることが出来ずにいる一方で、現地では八村の得点能力が話題となっているようだ。

 ウィザーズの地元メディア『NBC Sports Washington』では、「3Pシュートの進化を見せるハチムラ」と銘打った記事を配信。今シーズンのシュートスキルを分析し、3ポイントの成功率の高さを伝えている。

 冒頭より「今シーズン、ウィザーズのレギュラー陣の中で最も正確な3ポイントシュートを記録しているのは、意外な選手だ」と述べ、その上で「16ゲームに出場し成功率44.1%のルイ・ハチムラだ」と綴っている(記録は2月13日までのもの)。 

 それらの数字を踏まえ「今、彼はポジティブな結果を見ている」と、八村のシュートスキルを評しており、「ウィザーズのローテーションの中でハチムラが目立つようになり、スリーを決めることで、彼のゲームの他の部分が開かれる可能性もある」として、今後への見解も示している。

 八村は今月に入りプレイタイムも増やしてきており、ここ3試合はいずれも2桁得点、3ポイントは計8本中6本を成功させている。その存在感が増してきているのは明らかだ。
 
 八村のアウトサイドシュートについて同メディアは「2019年のドラフト以降、オフシーズンのワークアウトなどでも、彼が重視してきた部分でもある」として、プロ入り以降の課題だったと指摘。さらに記事では、プロ入り前のプレーにもフォーカスし、「彼は大学でのキャリア102試合で24本の3Pを決めただけだった」と振り返っている。

 その上で、ゴンザガ大学時代のチームメイトであり、現在ウィザーズでも一緒にプレーするコーリー・キスパートによる「今では外からの脅威となり、コンスタントにシュートを決めている。プレーに新たな要素が加わり、ハチムラの可能性を引き出している」というコメントも紹介し、「ハチムラがアウトサイドシューターとして大きく成長するのを目の当たりにしている」とプレーヤーとしての進歩を強調した。
 
 さまざまな経験を積み、「自分のシュートにますます自信を深めている」と認められるように、NBAプレーヤーとして成長を遂げてきた八村塁。自身の強さをさらに発揮し、チームの白星に繋げていきたい。

構成●THE DIGEST編集部